自分好みに仕立てた居心地の良い空間でコーヒーを。私だけの隠れ家カフェ

ひとり暮らしのいいところは、何事においても自由なこと。
好きな部屋を選び、好きな家具を置く。
どこで寝てもいいし、どこで仕事をしてもいい。
木製のカフェカウンターが主役の部屋で、大好きなコーヒーの香りに包まれる。
お気に入りの雑貨を並べれば、そこは紛れもない私だけの隠れ家カフェ。

足場板のカフェカウンターがもたらす暖かみと深み

大きくて可愛いイカ釣り電球と手作りのカウンターキッチンがカフェを思わせるiCafeシリーズの部屋。
カウンターは職人の手により足場材がランダムに貼られるので、どの部屋も異なる仕上がりになっている。ダークブラウンに塗装されたカウンターは、住めば住むほど、使い込めば使い込むほど深い味わいを感じられる。
玄関から入ると、ガラスブロックが印象的な広い土間空間がある。自転車やアウトドア用品なども置けるほどの余裕の空間だ。実用的なモノはそこへ収めるとして、居室にはカフェ空間にふさわしいインテリアと雑貨だけを集めよう。
天井が高く開放的な部屋だから、大きめのソファーやベッドを配置しても圧迫感なく生活できるのが嬉しい。

カウンターキッチンならではの楽しみ方を

ワンルーム賃貸の部屋だと、部屋のスペースを取ってしまうため、あまりカウンターキッチンは見かけない。でも人を招いて楽しみたいタイプなら、絶対にカウンター型のキッチンをおすすめする。
カフェのマスターみたいにおしゃべりしながらコーヒーを淹れたり、キッチンで作業しながら出来立ての手料理を振るまったり。おもてなしする時間がぐっと楽しくなること間違いなしだ。
カウンターに合わせて、アンティークな雰囲気のハイスツールを並べた。くるくる回して高さが調整できるから、このスツールならどんなお客様も快適にくつろぐことができる。

ゆったりくつろぐならソファー席へどうぞ

2シーターのコンパクトサイズながら、アームレスだから大人2人で座っても十分な大きさが魅力的なソファー。タモ材のウッドベースとスチールレッグの組合せが程よく軽快で、ワンルームにも圧迫感なく置くことができる。コーナーソファーやオットマンを組み合わせれば、もっと大きなソファー席を叶えることも可能。
キッチンカウンターを背に配置することで、部屋をカウンター席とソファー席にゾーニング。真っ白な壁にプロジェクターを映し出せば、いろんなシチュエーションのカフェに早変わり。ゆったりとモノクロ映画を観るのもいいし、スポーツバー気分でサッカー観戦で盛り上がるのも楽しい。
ローテーブルはソファーに合わせて、オーク材とスチールの組み合わせのモノを選んだ。スタイリッシュな見た目だけでなく、棚板付きで収納力も期待できる便利なアイテムだ。

プライベート空間は集約するのが勝ち

カフェスペースとは一線を引きたいのが、ベッドやオープンクローゼットなどのプライベート空間だ。オープンクローゼットの幅に、シングルベッドが収まる秀逸な間取りだから、ちょっとしたベッドルームが作れる。パーテーションを置いたり、布やカーテンを引けばさらに個室感も演出できる。
ベッドにクッションをたくさん置いておけば、来客時の座布団がわりや眠る時の抱き枕に便利。シーツやベッドランナー、少しずつ模様の違うクッションカバーで、季節感を演出するのも暮らしの愉しみのひとつ。ファブリックが上手に活用できると、インテリアのセンスが抜群に上がるから色々試してみてほしい。

吊るす&掛けるで、飾るように収納する

大きな収納家具を置かなくても、壁を有効活用して収納を増やすことはできる。天井と床をつっぱることでフックやトレイ、間接照明まで追加できるのがDRAW A LINEシリーズ。ベッド周りに小物を置けるスペースを増やしたり、植物を吊るしたり、部屋のどこにでも収納を追加できる万能グッズだ。
壁にラダーを立て掛ければ、サッと使いたい掃除用品を引っ掛けたり、毎日持ち出すミニバッグや帽子などの定位置にぴったり。アンティーク感のある真鍮のS字フックを使えば、ただの収納もばっちり映えて見える。

愛らしい海外土産と植物が彩りを添える

マトリョーシカや木彫りのチェスなど、くすっと笑ってしまうような愛らしい表情やフォルムの海外土産が部屋に散りばめられている。これはどこの国のお土産?その国の旅では何をしたの?と、部屋だけでなく会話も彩ってくれそう。
他にも部屋のアクセントになっているのが、大小の観賞植物だ。曲がり仕立ての「ドラセナ・ナビー」は、ちょっと大きすぎるかなとも思える大きさだが、大型のグリーンがあると一気に部屋がイキイキする。他にも「リプサリス」をハンギングしたり、葉っぱの形が可愛い「フェラデンドロンクッカバラ」を並べて置いたり。ラフな質感の足場板フローリングや、荒々しさの残るコンクリートあらわしの天井に、グリーンの新鮮なみずみずしさが見事にマッチしている。

好きなモノを集めて、好きな人だけを招く。
朝起きたその瞬間からコーヒー豆を引いて、心地いい音楽を流し、とっておきの時間を過ごす。
ひとり暮らしだからこそ叶う、正真正銘の「自分だけのカフェ」という贅沢な空間を作り上げてほしい。