ナチュラルモダンインテリアを一人暮らしで取り入れるコツとは?

ナチュラルモダンインテリアとは、自然の風合いと温もりを感じさせるナチュラルさと、都会的で垢抜けた印象のモダンな雰囲気を融合させたインテリアスタイル。老若男女問わず人気のナチュラルモダンインテリアだが、一人暮らしの部屋ではどのようにして取り入れることができるのだろうか。
ここではナチュラルモダンインテリアの特徴を踏まえて、部屋をコーディネートする際のポイントを見ていこう。

ナチュラルモダンとはどんなインテリアスタイル?

ナチュラルモダンインテリアとは、次のような「ナチュラル」と「モダン」それぞれが持つ特徴を掛け合わせたインテリアスタイルだ。

・ナチュラル
ナチュラルは、無垢の床や木材などの自然素材をメインにしたスタイルで、自然な風合いや温もりを持つ。

・モダン
モダンは、金属やガラスなどの素材を取り入れた、現代的・都会的なスタイル。シックでスタイリッシュな印象。

住み心地の良さや温かみを持つナチュラルなスタイルに、モダンな要素をプラスすることで、スタイリッシュな印象や清潔感を演出することもできる。フローリングや木材を用いたインテリアがメインの部屋に、都会的でシックな雰囲気を出したい場合にもおすすめのスタイルだ。

特に日本の賃貸の場合は、木目を用いたフローリングなど、あらかじめ内装に木目が取り入れられている物件が多い。そのような物件は、ナチュラルモダンインテリアとの相性がいいために、多くの人に人気のインテリアスタイルとなっている。

ナチュラルモダンインテリアを一人暮らしの部屋に取り入れるポイント

一人暮らしの部屋にナチュラルモダンインテリアを取り入れるには、アイテムの選び方やカラーコーディネートにいくつかポイントがある。それぞれを詳しく見ていこう。

自然素材を取り入れる

ナチュラルモダンインテリアでは、ナチュラルさをプラスするために無垢の床や木材などの自然素材が欠かせない。フローリングや家具で、木目を取り入れるのを忘れないようにしよう。

なお、一口に木材といっても、木目や色合いもさまざま。部屋が雑多な印象になるのを避けるためにも、床や家具の木の種類はできるだけ統一するか、似たものにするのがポイントだ
また、ナチュラルモダンインテリアは、観葉植物との相性もいい。木材のブラウンだけでなく、グリーンも取り入れて、洗練されながらも温もりのある雰囲気を演出してみよう。

シンプルで直線的なデザインのインテリアを選ぶ

ナチュラルモダンインテリアでは、自然素材を取り入れつつも、シンプルで直線的なデザインの家具や家電類を選びたい。
自然素材自体にやわらかさや温もりがあるため、都会的でスタイリッシュな印象をプラスするには、装飾や色使いが派手なアイテム、曲線的なデザインなどは避けたほうがいいだろう

カラーコーディネートは落ち着いた色合いにする

シックで落ち着いたスタイルにまとめるためにも、カラーコーディネートは次のような色合いでまとめよう。

・ベースカラー(カーテンやラグ、ソファなどの面積の大きい部分)
白、アイボリー、黒、グレー、ベージュブラウン系など。

・アクセントカラー(雑貨やアート、クッションなどの小物)
グリーンやブルー系など。

色数を抑えて統一感を出すことで、ナチュラルモダンインテリアらしい洗練された雰囲気に仕上げられる。

モダンな要素は雑貨などでプラス

自然素材ばかりでナチュラルさを押し出してしまうとモダン的な印象が損なわれてしまうため、金属やガラスなどの素材を使ったアイテムで無機質な要素をプラスしよう
例えば、モダンスタイルと相性のいい金属を使ったアイテムには、足の部分がアイアン素材のテーブルや椅子のほか、スチール素材の照明や時計などがある。

なお、ナチュラルモダンインテリアでは、雑貨や置物などはこまごまとしたものを複数置くのではなく、照明や壁面アートなど、大きなものを少しずつプラスすると雑多な印象を避けることができる。アイテムを厳選して、一人暮らしの部屋にバランス良く収まるようにコーディネートしよう。

照明はスタイリッシュなアイテムを選ぶ

照明は、空間の部屋を大きく左右するアイテムのひとつ。洗練されたデザインの照明は目を引くインテリアとなるため、ナチュラルモダンインテリアの部屋には、アイアン素材のスタンドライトや間接照明など、スタイリッシュなデザインの照明もおすすめだ

ナチュラルとモダンのバランスを考慮する

ナチュラルとモダンの要素を融合させるナチュラルモダンインテリアでは、どちらの割合が多いのかによって部屋の印象も変わってくる。
ここでは、片方を7、もう一方を3とした場合のバランスのとり方を見てみよう。

・ナチュラル7:モダン3の場合
ナチュラルを強く演出するなら、自然素材の家具をメインに配置する必要がある。直線的でシンプルなデザインのアイテムでまとめつつ、小物で金属やガラス素材を部分的に取り入れたい。
カラーコーディネートは、ブラウンやベージュ、アイボリー、カーキなどの温もりを感じる色を前面に出そう。

・ナチュラル3:モダン7の場合
モダンを強く演出したい場合は、床材やテーブルなどで自然素材を取り入れつつ、アイアン素材やガラスを用いたアイテムも積極的に選びたいところ。また、曲線や派手な装飾はできるだけなくして、直線的かつシンプルなデザインで統一するのもポイントだ。
より洗練された雰囲気にするためにも、カラーコーディネートは全体をモノトーンで統一して、シックにまとめよう。

ナチュラルモダンインテリアでおしゃれな住み心地のいい部屋づくりを

「木材の温かみを残しつつ、都会的な部屋に住みたい」「部屋が無機質すぎて、冷たい印象になるのを避けたい」と考えている人には、温もりがありながらも洗練された雰囲気を兼ね備えたナチュラルモダンインテリアがおすすめだ。今回紹介したアイテムの選び方やカラーコーディネートのコツも踏まえて、一人暮らしの部屋づくりを楽しもう。

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