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ハーブは育てやすいものが多く、その使い道も豊富なため、一人暮らしのベランダを活用したガーデニングでも人気が高い。ただし、ベランダでハーブを育てる際には、いくつかコツや注意点がある。
そこで本記事では、一人暮らしの小さなベランダでも育てられるハーブの種類と育て方を見ていこう。
ハーブにはさまざまな種類があり、ベランダの日当たりの良しあしによって育てやすい種類も変わってくる。まずは、日向に向いたハーブと、日向でも半日陰でも育つハーブについてそれぞれ見ていこう。
日当たりのいいベランダでは、下記のようなハーブの栽培がおすすめだ。料理のアクセントとしても、取り入れやすいだろう。
・バジル
バジルは初夏から秋にかけて楽しめて、爽やかな苦みが特徴的なハーブだ。イタリア料理との相性も抜群で、ピザやパスタなどさまざまな料理に使える。
・イタリアンパセリ
イタリアンパセリはビタミンCや鉄分を豊富に含み、一般的なパセリよりも香り高く、苦みが少ない。肉料理やスープなど、使い道も幅広いのが特徴だ。
・パセリ
正式名を「モスカールドパセリ」という、日本で一般的に出回っているパセリ。イタリアンパセリと同じく、ビタミンCや鉄分が豊富だ。
・ローズマリー
ローズマリーは通年で入手可能で、長く楽しむことができるハーブとして人気だ。ジャガイモとの相性がいいほか、肉料理や魚料理のくさみ消しとしても重宝される。
・ラベンダー
ラベンダーは、春から初夏にかけて紫やピンクの花を咲かせるハーブだ。リラックス効果のある香りも人気で、ポプリやキャンドルなどにも活用できる。
日向でも半日陰でも育つハーブが、下記のようなミント系だ。爽やかな香りも楽しめる、おすすめのハーブを紹介する。
・アップルミント
アップルミントは、リンゴのような甘く爽やかな香りが特徴的なハーブだ。ハーブティーや肉・魚料理、ポプリなどに活用できる。
・オレンジミント
オレンジミントは、その名のとおりオレンジピールのような清涼感のある香りが特徴だ。柑橘系のジュースとの相性がいい。
初心者が育てやすいハーブでも、いくつか注意すべきポイントがある。ここからは、ベランダでハーブを育てるときに意識したい3つのポイントを見ていこう。
ハーブは過剰に水を与えると根腐れを起こす可能性がある。水やり前に土の状態を確認して、土の表面が乾いているタイミングで与えるようにしよう。
また、植物は昼間に水を吸収するため、水やりは朝に行うのもポイントだ。
ハーブは野生に近い植物のため、肥料は控えめのほうがよく育つといわれている。また、ハーブの種類によって必要とする肥料は異なるため、事前にどの肥料が適しているのかを調べておこう。
ハーブが育ったら、収穫して苗の生長を促すことも大切だ。収穫方法はハーブごとに異なるため、必ず確認しよう。
例えば、イタリアンパセリなどは、根本に最も近い節の部分で摘み取る必要がある。一方、ミントなどの繁殖力が強いタイプは、土から出てすぐの株元から切り取っても、次の芽が育ちやすい。
ベランダで育てたハーブには、料理やドリンクに使うなど、さまざまな用途がある。ここからは、収穫したハーブの使い道を見ていこう。
イタリア料理にぴったりのバジル、ジャガイモや肉料理との相性が抜群なローズマリーなど、ハーブには料理に使えるものも多い。レシピをチェックして、育てたハーブのおいしい食べ方を研究してみよう。
寒い季節にはハーブティー、夏には炭酸水と合わせるなど、ハーブはドリンクとしても楽しめる。ハーブティーは摘みたてのハーブに熱湯を注ぎ、好みではちみつなどを入れるだけと、作り方が簡単なところも魅力だ。
ハーブは花瓶に飾ったり、ポプリにしたりするのもおすすめだ。さらに、石鹸やキャンドルなどを手作りする際にプラスすれば、ハーブそのものの香りを楽しめる。
リースやスワッグ(花や葉などを束ねて作る壁飾り)にハーブを取り入れて、インテリアとして楽しむという方法もある。また、ハーブのリースをキッチンに飾っておけば、料理にもすぐに使えて重宝するだろう。
ベランダでハーブを育てるときは、日当たりや植え方などでいくつか注意点がある。育てる前に周辺環境を確認しておこう。
ハーブは、種類によって日のあて方が異なる。育てる前にどの場所に置くか、よく考えておこう。
また、季節の影響も見逃せない。夏は過剰な日光と熱でハーブが傷まないように、遮光ネットや緑のカーテンなどを活用しよう。プランターや鉢の下に空間を作れば、ベランダの床からの照り返しによる熱も抑えられる。
日向に向いたハーブを育てる場合、足元に影ができるベランダなら注意が必要だ。テーブルや椅子、フラワースタンド、ガーデンラックなどで高さを出し、日当たりを確保しよう。
ハーブは寄せ植えをしないようにしよう。ハーブはすぐに大きく成長するものが多く、寄せ植えをすると適した栽培環境が異なるために早々に傷んだり、性質が強いほうだけが残ったりするおそれがあるためだ。
害虫対策も忘れず行おう。特にミントやバジル、レモンバームなどの新芽には、害虫がつきやすい。食用の植物に使える殺虫剤を使うか、こまめにハーブの状態を観察して捕殺するといいだろう。
ハーブに与えた水がベランダの排水口に流れる際、土や落ち葉なども流れ込み、詰まりを起こすことがある。そうすると排水口以外の部分から下の階へ水が流れてしまうおそれがあるため、十分に注意したい。
排水口はネットを設置したりこまめに掃除したりして、詰まらないようにしよう。
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下の階のベランダや通行人にプランターや鉢、土が落下しないよう、不安定な形のプランターや鉢でハーブを育てるのは避けよう。また、高すぎる台にプランターや鉢を置いたり、ハンギング鉢を使ったりするのも落下のリスクがあるため避けたほうがいいだろう。
ベランダでハーブを育てることで、グリーンならではの癒やし効果や開放的な雰囲気が生まれるだけでなく、料理やドリンクに使ったり香りを楽しんだりと、さまざまな形で活用できる。香りがお気に入りのハーブを見つけたり、季節によって育てる種類を変えたりして、ベランダでの栽培を楽しもう。
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