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床は、部屋全体に占める割合が大きく、同じ部屋でも床の素材やカラーが違えば、部屋の雰囲気が変わる。おしゃれな部屋づくりを望むなら、床はこだわりたいポイントのひとつだ。
リズムのリノベーション物件には、どのような床材が使用されているのだろうか?リズム株式会社・リノベーション担当が解説する。
リズムのリノベーション物件では、主に「無垢フローリング」と呼ばれるタイプの床材を使用しています。
無垢フローリングは、単一の木材をそのまま使い、ほとんど加工を施していないため、木が持つぬくもりや自然な風合いを楽しめる点が魅力。また、使用する木材によって肌触りや特徴が変わるのもおもしろいところです。
リズムでは、テイストの違う34の物件シリーズを展開。床材についても、それぞれのシリーズに合った木材を使用しています。
例えば、日本のわびさびをテーマにした「Wasabiシリーズ」には、杉を使用。やわらかく温かみがあり、靴を脱いで素足で過ごす日本の家にぴったりです。
「Brickシリーズ」や「Unionシリーズ」に多く使われるオークやアカシアは、硬めの感触で、はっきりとした木目が特徴です。
なお、住居に用いられる床材の中には、複数の木材を張り合わせて作る「複合フローリング」や、ビニールシート素材の「クッションフロア」などもありますが、リズムでは基本的に使用していません。その理由は、リズムのプロダクトのコンセプトである「ロングライフリノベーション」に合致する素材であることを大切にしているからです。
古き良き日本の風情を思わせる、古民家風のリノベーションシリーズ。杉板のフロリーングに柔らかい肌触りと木の豊かな香りを感じ、造作のガラス建具が空間をセパレートしつつ和の雰囲気を演出、日本人の心くすぐられる空間です。
壁一面に敷き詰められたレンガがスタジオを思わせるスタイリッシュなリノベーションシリーズ。レンガの色によってNYのロフトスタイルだったり、地下の秘密基地だったり、住む人のスタイルが映える空間です。
永く愛され続けるモダンデザインをベースにしたリノベーションシリーズ。パーケット調の木床と鉄素材を所々に用いたシンプルな部屋は、経年変化で味のある変化を生みだします。時代に左右されない、上質なモダンにこだわった空間です。
年を経るごとに自然なつやが生まれる無垢フローリングは、住む人といっしょに時を重ねていく床材です。傷ができてしまった場合も、削ったり、水分を吸収させたりすることで補修が可能であり、張り替える必要はありません。これらは、ほかの床材にはない無垢フローリングならではの魅力といえるでしょう。
また、無垢フローリングは、調湿性にも優れています。空気が湿っているときは水分を吸収し、乾燥しているときは吸収した水分を吐き出して加湿してくれます。
ただし、水や熱に弱い点には注意が必要。熱い物をじかに置くと乾燥やひび割れの原因になりますし、水に濡れたまま放置すると、シミができたり反りが起こったりする可能性があります。
リズムでは、各物件シリーズの世界観を表現するために、床材のカラーや張り方にもこだわっています。どのようなカラーや張り方があるか、詳しくご紹介しましょう。
リズムの物件では、なるべく床材の着色を行わず、木材本来の色や木目を活かしたリノベーションを心掛けています。
例えば、アップタウンのホテルをイメージした「Organicシリーズ」には、高級感や重厚感が感じられる赤みがかったチーク材を使用。カジュアルな雰囲気の「Plainシリーズ」は、明るいカラーの木材をベースにして、アクセントとなるような濃いカラーの木材をミックスしています。
海外のホテルのような上質な雰囲気が、住み手に落ち着きと寛ぎを与えるリノベーションシリーズ。壁や天井に天然の木を使い、床には石タイルを施した、重厚な高級感が漂う演出にこだわった空間です。
アクセントカラーを居室の一部に入れ、シンプルな中にもメリハリを効かせたリノベーションシリーズ。無垢のフローリングとも相性ピッタリ、自分好みの居心地を楽しめ、愛着を感じてもらえる空間です。
リズムの物件では、「乱張り」「ヘリンボーン」「市松張り」といった床材の張り方を採用しています。それぞれの特徴について見ていきましょう。
・乱張り
乱張りは、さまざまな長さのフローリング材を並べる張り方。リズムの物件で最も多く採用されています。ランダムに貼っていくので立体感が生まれ、カジュアルな印象になりますよ。
また、無垢フローリング1枚1枚の木目の違いも楽しめます。
・ヘリンボーン
ヘリンボーンとは、魚の骨のように、フローリング材をジグザグに張る方法です。リズムでは、クラシックなテイストの「Chicシリーズ」などで、この張り方を採用しています。存在感があり、見る人に強いインパクトを与えますが、壁などをシンプルにすることで上品な雰囲気に仕上がります。
・市松張り
市松張りは、同じ長さのフローリング材で正方形を作り、市松模様のように並べる張り方です。日本で昔から使われてきた伝統的な模様であり、落ち着きや懐かしさを感じられる点が特徴。リズムの物件では、「Unionシリーズ」などに使われています。
リズムの物件は、素材のテイストを活かした床材や壁材を使っているため、インテリアも素材そのものの手触りを感じられる物を選ぶのがおすすめです。
具体的にどのようなインテリアが合うか、一例をご紹介しましょう。
・Chicシリーズ
「Chicシリーズ」は、パリのアパルトマン(アパート)を思わせる、シャビーシック(古ぼけたテイストを楽しむ)な部屋。木製のヴィンテージ家具や、枠やラインの細いインテリアがよく合います。
・baseシリーズ、iCafeシリーズなど
アメリカ西海岸のライフスタイルをイメージした「baseシリーズ」や「iCafeシリーズ」。「ワイルド」や「素のまま」といった表現が似合う、大人の秘密基地のような雰囲気の部屋です。これらのシリーズには、鉄やステンレスの質感を活かしたインテリアや照明がマッチします。
リズムの物件は、入居時点での完成度を70~80%にとどめ、入居者の方がカスタマイズできる余白を残しています。もちろん、床材や壁材、ドア、照明などは、各シリーズの世界観に合わせて決めていますが、それ以外の部分については、住む方の好みやライフスタイルに合わせてアレンジしていただけます。
ぜひ、ご自身のこだわりが詰まったお部屋に仕上げていただきたいですね。
手入れをしながら暮らすことで、美しさを増す無垢フローリング。最後に、無垢フローリングの部屋に住む上で意識しておきたいことや、日々のお手入れ方法について紹介します。
ラグを敷いたりスリッパを使ったりすれば、フローリングをきれいに保ちやすくなります。しかし、せっかく無垢フローリングの部屋に暮らしているのに、木の質感を楽しまないというのは、もったいない気も。あえてラグは敷かずに、床の感触を足の裏で楽しむ暮らしを送るのもいいのではないでしょうか。
日常的なお手入れは、掃除機やほうきでゴミを取ったり、乾拭きしたりするだけで十分です。それに加えて、キッチンなど水場に近い場所は、1~2年に1回程度、表面を保護してくれる蜜蝋(みつろう)ワックスを塗ることで、さらにきれいにお使いいただけます。
無垢フローリングは、材質に応じて特徴が異なります。それぞれの特徴に合わせたインテリアを選ぶことで、傷やへこみを防ぎやすくなるでしょう。例えば、杉やパイン材のようなやわらかい材質のフローリングの上に、脚の細い椅子などを置くと、へこみができやすくなってしまいます。
検討中のお部屋の床材の特徴や、暮らし方のポイントを知りたいときは、リズムの営業担当者までお気軽にご質問ください。
また、植物の鉢を床に直接置いたり、ホットカーペットを使ったりすると、フローリングにダメージを与えてしまいます。植物は棚やプレートの上に置き、ホットカーペットとフローリングのあいだには遮熱シートを挟みましょう。
天然の木材を使用した無垢フローリングは、木の香りや足の裏から伝わる感触などが、五感を刺激する床材。ひと手間かけて、居心地の良い住まいを整えていきたい方にぴったりの素材です。
年を経るごとに魅力が増していく床材を、ぜひご自身の目や鼻、足裏で感じてみてください。
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