都内で女性が一人暮らしをする場合、治安や利便性が良く、快適に暮らしやすいエリアはどこなのだろうか。
ここでは、「都心に出やすい場所に住みたい」「郊外でゆったりと暮らしたい」といった条件に合う都内のエリアを紹介。女性の物件選びで押さえておきたいポイントと併せて見ていこう。
ここが穴場!条件別・東京の一人暮らしのおすすめエリア
東京での一人暮らしはどこがおすすめ?都内の住む場所選びのポイント
まずは、女性が都内で一人暮らしをする際に意識したいエリアと、物件の選び方をチェックしよう。
ここでは、「安全性」と「快適さ」の両面から見ていくので、自分が一人暮らしする街や物件に求める条件をイメージしてみてほしい。
毎日安心して生活するためにも、街の治安の良さと物件の安全性は必ず確認しよう。
もちろん、安全性の高い場所や物件だからといって油断はできないが、部屋の広さや職場からの近さなど、ほかの条件よりも優先して考えることをおすすめする。
・街の雰囲気や治安の良さ
街全体の治安の良さや犯罪発生率をチェックしよう。駅前や物件周りの人通りや雰囲気は、昼間と夜間どちらも確認しておきたい。
・物件のセキュリティ
女性の一人暮らしは、オートロックやモニターつきインターホンなどを備えている物件が望ましい。
また、「2F以上で外からの侵入が難しい」「管理人が常駐している」といった要素も、日々の安心につながるだろう。
一人暮らし女性が心掛けたい、物件選びのポイントと日頃のセキュリティ対策
街や物件周辺の安全性をある程度確認できたら、快適に暮らすために自分が物件に求める条件を満たしているかをチェックすることが重要だ。
女性の場合、次のような条件を優先する人が多い。
・バス・トイレ別
・独立洗面台
・クローゼットなど収納スペースが多い
・キッチンが広くコンロ数が多い
条件のいい物件ほど家賃も高くなるため、家賃の予算とも相談しながら、譲れない条件と妥協できる条件は何か考えるといいだろう。
また、虫が苦手な人は、物件周りの飲食店の多さも要チェックだ。例えば、建物の1Fに飲食店のテナントが入っているマンションやアパートは、部屋に虫が出やすいといわれている。暮らし始めてから後悔することのないよう、周辺環境を調べる際は忘れずに確認しよう。
ここからは、治安が良く、女性の一人暮らしにも向いている都内のエリアを10ヵ所紹介しよう。
交通の利便性に優れ、都心に出やすいエリアや日々の買い物がしやすい街のほか、テレワークがメインで出勤することが少ない人におすすめの場所からもピックアップする。
江戸川橋は都内でも特に犯罪発生率が低く、治安の良さがトップクラスの文京区に位置する。駅の南側にはスーパーやコンビニ、商店街があり、普段の買い物に困ることはないだろう。
また、池袋駅まで約7分と、主要駅に近い点も魅力だ。家賃相場は文京区内でも平均的で、エリアによっては築浅で家賃も低めの物件を借りられる。
江戸川橋と同じく、都内でも特に治安のいい文京区内にある護国寺。江戸川橋よりも家賃相場が低いため、少しでも家賃を抑えたい場合におすすめだ。
護国寺は教育施設・オフィスともに多いので人通りも多く、警察が巡回するエリアもあるため、女性の一人暮らしも安心。池袋駅までも、東京メトロ有楽町線で2駅と、交通アクセスの面も良好だ。
高円寺は人気路線であるJR中央線沿いの駅で、新宿駅まで7分程度、東京駅まで20分程度と主要駅にも近い。その一方で、下町の住宅街の雰囲気があるところも魅力だ。
高円寺は人気路線である中央線沿いの駅で、新宿まで7分程度、東京まで20分程度と都心にも出やすい街。主要駅に近い一方で、下町の住宅街の雰囲気があるところも魅力だ。
利用できる路線は、中央・総武線と東京メトロ東西線。中央線沿いの駅の中でも、中野や代々木などの新宿寄りや、神田・御茶ノ水といった東京寄りのエリアと比べて家賃相場は低めとなっている。
京王線と東急世田谷線が乗り入れる下高井戸。駅前に24時間営業のスーパーやドラッグストアが並び、活気のある商店街もあるため、買い物環境が充実している。
新宿駅まで10分程度で治安もいい上、家賃相場もそこまで高くないため、一人暮らしに人気のエリアだ。
再開発が進む武蔵小山は、品川区の中でも近年注目が高まっており、人口も増えている。活気ある商店街が残る一方で、新しいショッピングモールもあるなど、下町的な雰囲気を残しながらも新しさが感じられ、今後も人気の高まりが予想される。
東急目黒線が乗り入れており、2駅隣の目黒駅まで出ればJR山手線を利用することも可能だ。
練馬駅は都営地下鉄大江戸線、西武有楽町線、西武池袋線、西武豊島線の4路線が乗り入れており、池袋駅や新宿駅にも出やすく交通利便性に優れている。都内でも、特に治安がいいエリアだ。
買い物環境や飲食店も充実しており、23区内でも家賃相場が低めのため、一人暮らしもしやすいだろう。
西荻窪は、住みたい街ランキング上位の吉祥寺の隣にあり、新宿駅から快速で約15分、人気のJR中央線沿い…と、魅力的な要素がそろっている。
駅前のスーパーは24時間営業で、周辺には飲食店も多い。女子大の最寄りで駅周辺の治安もいいため、女性の一人暮らしに向いている穴場的なエリアだ。
今回紹介したJR中央線沿いのエリアの中でも、郊外に位置する三鷹。吉祥寺の隣で、豊かな自然と閑静な住宅街が広がる、一人暮らしはもちろん、ファミリー層からも人気のエリアだ。
新宿まで1本、約20分という遠すぎない位置にあるため、郊外と都市の両方の良さを感じながら暮らすことができるだろう。
千川は、東京メトロ有楽町線と副都心線が乗り入れる、ファミリー層の多い街。公園や緑の多い閑静な住宅地が広がる治安の良いエリアでありながら、池袋駅まで約4分という交通利便性の良さも魅力だ。
家賃相場も低めのため、都内でもゆったりと一人暮らしを楽しめるだろう。
足立区に位置する北千住駅は、都心からはやや離れるものの、JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレスを利用でき、非常に交通の利便性に優れている。駅周辺には大型ショッピング施設や商店街が複数あるので、活気あふれる雰囲気の中で日常の買い物を楽しめるだろう。
一方で、駅から離れると落ち着いた雰囲気の住宅地が広がっているので、駅周辺の喧騒が気になる場合は駅から少し離れたエリアをおすすめしたい。
今回紹介したエリアは、同じ都内でも街の雰囲気やアクセスしやすいエリア、買い物環境の充実度などに違いがある。
治安がいいエリアであることだけで安心せず、検討している物件周辺は暗くなっても安全か、買い物はしやすいかなど、生活のしやすさを確認しながら、自分のライフスタイルに合う場所と住まいを考えてみよう。
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