仕事に学業にと、日々忙しい一人暮らしの人にとって、ついおろそかになってしまう掃除。しかし、清潔な部屋で過ごすことは心身の健康にとっても大事なことなので、掃除にかける時間は最低限にしつつ、きれいで過ごしやすい部屋を維持したいところだ。
家の掃除は、場所によって理想的な頻度も異なるため、一人暮らしで効率的に掃除をするポイントを押さえておくことが大切。ここでは、一人暮らしの掃除の理想的な頻度のほか、掃除のコツを場所別に紹介しよう。
仕事などで夜に帰宅することになる平日は、疲れている上に洗濯や食事の用意などをする必要もあり、しっかり部屋の掃除をする気力は残っていないという人も多いはず。
だからといって、数日間何も掃除せずに過ごすと、床にほこりや髪の毛などが溜まってしまうため、最低限の掃除は必要不可欠。
そこで、メインの居住スペースとなるリビングは、2~3日に1度は軽く掃除機をかけ、お掃除シートやコロコロを使って床だけでも軽く掃除するようにしよう。そして休日には、家全体に掃除機をかけ、キッチンやトイレなどの汚れも掃除するのが、一般的かつ理想的な掃除の頻度といえそうだ。
ここからは、一人暮らしの掃除のコツについて、「リビング」「トイレ」「お風呂」「キッチン」の4ヵ所に分けて見ていこう。
メインの居住スペースとなるリビングは、定期的な床の掃除が欠かせない。
夏場は汗で床に垢がつきやすく、冬場は衣類や寝具のほこりが溜まりがちになる。ほこりや髪の毛が気になるときはお掃除シートなどで日々まめにゴミをとっておき、週1回を目安にきちんと全体の掃除を行いたいところだ。
フローリングの場合、掃除機やモップを使って掃除するのが一般的だが、カーペットの場合はゴミを取りやすいコロコロもおすすめ。また、家具や家電の掃除には、ほこりを絡め取ってくれるハンディモップが◎。
清潔さを保ちたいトイレも、週に1度は掃除をして汚れを溜めないようにしよう。
床のほこりや小さなゴミは、掃除用ドライシートやミニサイズのほうきがあると掃除しやすい。ゴミを取り除いたら、濡れ雑巾やウェットシートを使って拭き掃除を。便器周りや壁は特に汚れやすいため、丁寧に拭き取ろう。
トイレ掃除には、トイレ全体に使える掃除用シートが常備してあると便利。汚したときにもすぐに使いやすく、流せるタイプなら後始末もスムーズだ。薄手で枚数の多いタイプでも、一人暮らしなら十分長持ちするだろう。
お風呂は、毎日の入浴で湯垢を溜めないことと、換気を忘れないことがポイント。毎日とまではいかずとも、入浴のついでに簡単に掃除するだけでも、お風呂の清潔感は大きく変わってくる。
髪の毛や垢汚れが溜まりやすい排水口周りは、最低でも週2~3回の頻度でスポンジなどを使って掃除をしたいところ。お風呂を出る前に全体を熱めのシャワーで流してから、冷水シャワーで冷やすと滅菌効果が得られる。
入浴後は湿気による菌の繁殖を防ぐためにも、換気扇を回すかお風呂場の扉をしばらく開放しておくことも忘れずに。
自炊する人に欠かせないキッチンの掃除。ガス台やシンクをきれいに保つためには、お風呂場の掃除と同様に、使用後の軽い掃除や手入れが欠かせない。しつこい油汚れや水垢に悩まされないよう、こまめな掃除を忘れないようにしよう。
特に、油を使った後は洗剤ですぐに拭き掃除を。放置すると黒くこびりついたり、ベタベタしてほこりを集めてしまったりしてしまう。また、お湯の吹きこぼれも白い水ジミとして残りやすいため、使用後に拭き掃除をしておこう。
掃除にかける手間と時間は、できるだけ最小限にとどめたいもの。最後に、日々の家の掃除をできるだけ簡単にするために実践したい、3つの習慣を紹介しよう。
物が多いと、室内はどうしても雑然とした印象になる。さらに、床にたくさんの物が置かれていると、掃除機やモップもかけにくく、掃除の手間を増やしてしまう。
不要な物はできるだけ減らして、床や机などの上には、常に最低限の物だけを置くようにしよう。
収納棚やクローゼットなど、物を片付ける際の定位置を決めておくこともポイント。片付けの際に収納先や置き場所に悩まなくなる分、時短効果が得られるはず。
使った物や脱いだ服などは床や机、ベッドなどに放置せず、すぐに片付けるよう習慣付けよう。
特に汚れやすいシンクや洗面台、お風呂場、トイレなどの水周りは、時間が経つほど汚れが落ちにくくなり、専用の洗剤でなければ落とせないほどにこびりついてしまうこともある。
使うついでに軽く掃除する習慣をつけて、大掃除をする手間をなくすようにしたい。
こまめな掃除を習慣付けるためには、手間をかけずに簡単に続けられる掃除方法を実践したいもの。そこで、便利な掃除グッズに頼るのもおすすめだ。
掃除しにくい場所でもゴミやほこりを簡単に除去できるクリーナーや、吹きかけるだけで汚れが落ちる洗剤スプレーなどさまざまなアイテムが登場しているため、積極的に活用してほしい。
一人暮らしなら、掃除するスペースもそれほど広くない人が多いはず。「使ったついでに」「気付いたら」というタイミングで、日々少しずつ掃除をしておけば、大掃除をせずとも清潔な部屋を保つことができるだろう。
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