ソファは、一人暮らしの家具選びにおいては必要かどうか悩むアイテムのひとつ。「サイズ感が部屋に合わない」「置いてみたら邪魔だった」といった失敗を防ぐためにも、ソファ選びは慎重にしていきたいところだ。
そこで今回は、一人暮らしの部屋におけるソファの必要性、一人暮らしの部屋に合ったソファを選ぶコツなどについて紹介しよう。
リラックスできるスペースを作りたくて、ソファを検討する人もいるだろう。しかし、そもそも一人暮らしの部屋にソファは必要なのだろうか。
間取りにもよるが、6~7帖ほどの部屋の場合、無理やりソファを置くと歩くスペースすら確保しにくくなってしまうかもしれない。ベッドのような大型家具は壁際に寄せて、ほかの家具の配置も工夫しなければ、ソファを置くことは難しいだろう。くつろぎたくてソファを置いた結果、反対にストレスとなってしまうこともあるため、本当に必要かどうかをまず慎重に判断したいところだ。
8帖以上の部屋であれば、1~2人掛けのソファを置いても、ある程度のスペースを確保できるだろう。レイアウトの工夫次第で、テレビ台やテーブルも置けるため、ほかの家具との組み合わせや配置を考慮することで、ソファを置くことができそうだ。
一人暮らしの部屋に置くソファを選ぶ際は、単に好みのサイズやデザインで決めてしまうことは避けたい。ソファを置く前に、次のようなことを意識しよう。
ソファを置くだけのスペースがあったとしても、ほかの家具とのあいだに余裕がなければ窮屈で暮らしにくい部屋となってしまう。ソファを選ぶ前に、まずはベッドや本棚、テレビといった家具や家電とのあいだに、どれくらい空きスペースがあるのかを確認してみよう。
通販サイトやカタログでソファを選ぶ人も多いだろう。欲しい物が見つかれば家具屋に行く必要もなく便利だが、スマートフォンやカタログからでは実際のサイズ感が判断しにくいため、なるべく実物を見てから判断することをおすすめしたい。
商品写真ではちょうどいいサイズに見えても、実物が届いたら思った以上に圧迫感があった…ということにならないよう、注意しよう。
初めて一人暮らしをする人は特に、いきなり新居にソファを置くのは避けたほうがいいだろう。まずは、必要最低限の家具や家電を置いて、どれくらいスペースに余裕ができるかを確認してみることがポイントだ。
一人暮らしをするとなると、家具のレイアウトが決まるまでに意外と日数がかかるもの。配置を頻繁に変えることもあるため、ある程度スペースが必要なソファは、いったん保留にしておきたいところだ。一人暮らしに慣れて、必要な家具のレイアウトも決まってからソファを選んでも遅くはない。
ここからは、一人暮らしにおすすめのソファについて見ていこう。
一人暮らし向けのソファとしては、1人掛け、もしくは2人掛けのソファが一般的。1人掛けタイプは横幅60~75cm程度、2人掛けタイプは130~150cm程度のソファが多い。
接地面積が少なく搬入がしやすいソファだと持ち運びも楽になるため、次の引越し先でも使いやすいのでは?
背の低いローソファや、脚のないタイプのソファも一人暮らしの部屋にはおすすめ。特に、家具や物が室内に多い人の場合、これらのタイプのソファにすれば視線が抜けやすくなるため、室内の圧迫感も軽減される。
ソファに座ってテレビを見たい場合は、テレビと目線の高さを合わせられるようにすることも忘れないようにしよう。
部屋にソファとベッドのどちらも置きたいのであれば、これらが一体となったソファベッドにするというのも手。ソファベッドのような兼用家具であれば、室内をそれほど圧迫せずに、2つの家具の機能を使うことができる。
ソファを置くとどうしても圧迫感が出てしまうという場合は、座椅子やソファのように使えるビーズクッションなども検討してみよう。
一人用であれば十分にくつろげるタイプも登場しているため、ソファだけにこだわらず、さまざまなアイテムから探してみよう。
ほかの家具との組み合わせや選び方、配置の方法次第で、一人暮らしの部屋にソファを置くことはできる。ただし、部屋の広さやソファのデザインによっては圧迫感を与え、逆にくつろげない雰囲気の部屋となってしまうだろう。よって、ソファを検討する際は慎重に考えたいところ。
ソファベッドや座椅子などの選択肢も視野に入れながら、部屋にぴったりのアイテムを探してみては?
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