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「十徳」という言葉がある。読んで字のごとく、十の徳が得られるという意味で、ひとつの物に多くの機能や長所があることを表す。
なぜこの言葉が浮かんできたのか。Iさんが住むUnionでの暮らしを見たら、納得するはずである。
「引っ越しを考えていたときに色々部屋を見ていたんですけど、探している中にリノベーションの部屋を見つけて。それがREISMの物件だったんです。どの部屋もすごくお洒落で、Organic、iCafe、Plain……色んなシリーズをウェイティングしました。多分10戸くらいしたと思います。そんなときに、新しい部屋が出たという連絡がきて。それがこの部屋でした」

連絡がきた部屋というのが、45 m²を超える広々とした造りのUnion。廊下から居室に渡って広がるパーケット床を進むと、2面の大きな窓から気持ちの良い陽が差し込んでくる。タイル貼りのキッチンスペースにはカウンターキッチンと作業スペースが設けられ、モダンな造りのリビング横にはキッチンと同仕様のタイルが敷かれた寝室。黒枠がアクセントの室内窓とガラス扉の寝室を抜けると、書斎とクローゼットを兼ねた空間が広がる。
「はじめてこの部屋を見たとき、陽当たりが良いし広々としていて住みやすそうだなって思ったんです。リビングと寝室が分かれていて、回遊できる間取りなのも面白いなって。すぐに内見を申し込んで実際に見たら、自分が理想とするドンピシャの部屋で。すぐに契約を決めました」
Iさんがまず心動かされたのが、存在感のあるカウンターキッチン。調理台とカウンターがフラットに一体となり、ハイチェアを置けばテーブルとしても使える。
「前に住んでいた部屋ではほとんど料理をしなくて。料理を作ることはあっても、楽しみながら作るっていう感覚はなかったんです。だから、部屋を決める際にキッチンを優先することがなくて。でも、このキッチンを見たときに、楽しく料理が作れそうだなって思えたんです。このカウンターなら何色の椅子を置いたら合うかな……なんてイメージも湧いてきて。今まで人を呼んでもてなすってことをしたことがなかったんですけど、はじめて人を呼びたいって思ったんですよね(笑)」


調理道具を揃え、カウンターに映えるハイチェアを購入したIさん。お気に入りのキッチンで、どんな料理を作っているのだろうか。
「料理系のYouTubeを見ながら作ることが多いんですけど、蒸し餃子やピーマンの肉詰め……色々作っています。同僚や会社の人を呼んでホームパーティーもしました(笑)。そのときは、みんなでたこ焼きを作ったんですけど、今度はグラタンパーティーをする予定です」
料理を作り、人を呼んでもてなすことの楽しさを知ったIさん。人が家に来た際は、リビングであることをするのが日課になっているという。
「料理を食べながらお酒を飲んで、その後にカードゲームやボードゲームをするのが一連の流れになっていて。YouTubeでおすすめされていたゲームを買って、みんなでお酒を飲みながらするのが楽しいんです。最近はDANYっていう心理戦カードゲームで盛り上がって。お酒を飲みながら対戦したので白熱しました(笑)」



広々としたリビングには、無印で購入した2シーターのソファに、ネイビーが鮮やかな一人掛けのミニマムチェア。REISM SELECTで手に入れたという、アースカラーの落ち着いた色味のキリムラグ。人数が多いときには、寝室に置いているスタッキングチェアを出しておもてなしをするという。
「今まで家具に対するこだわりもそんなになかったんです。でも、この部屋に越してきて、合うようなものを置きたいと思って買い揃えました。住む部屋によって、自分がこんなにも変わるんだって正直驚いています(笑)」
料理を作る楽しさ、そして人を招いてもてなすことの醍醐味。こだわりを持って部屋に接することの充実感。どれもが、Iさんにとってかけがえのないものになっていた。
Unionに越してきて、部屋での過ごし方に変化が生まれたIさん。キッチンやリビング以外にも、Iさんの心を動かしたものがあるという。
「この物件はリビングと寝室がドアで仕切られていて、それが自分にはすごく合っているなって。リビングにいるときは動画配信を観たり料理のYouTubeを観たりと、趣味の時間を過ごすことが多いんですけど、寝るときは切り離したいんです。そのままダラダラ過ごしたくないというか。部屋が仕切られていることで気持ちの切り替えができるので、時間の使い方に無駄がなくなった気がします」

リビングは寄せ木で作られたパーケットフローリングで、モダンでありながらもやわらかな印象を与え、ドアを開けて寝室に入ると、キッチンと同様のシックな色味のタイルがどことなくホテルライクな印象を与える。
「ドアで仕切られているだけじゃなく、床自体にメリハリがついているので、すっと気持ちが切り替えられるんです。寝室にもエアコンがついているので、常に快適にいられるのもありがたくて。ドアにはガラスが入っていてリビングも見えるし、窓がついているので圧迫感がないのも良いですね」
すっきりとまとめられた寝室からは、リビングやキッチンがよく見える。こちら側から見ると、また違った趣を感じられるのも気に入っているという。


「寝室から玄関へ向かう間にちょっとしたスペースがついているんですけど、そこもすごく気に入っている場所なんです」
寝室の横を抜けると、半個室として使える空間がお目見え。窓の下には長さのある作業台が設置されている。
「この場所は、PCをつないで仕事スペースとして使っています。基本、出社なんですけど、たまにリモートの時があって。そこまで広さはないんですけど、仕切りがないので窮屈な感じがしないのも良いんですよね」
窓には薄いグレーのカーテンを取り付け、作業台下には色味を揃えた椅子を設置。シックにまとめられ、仕事に使用する以外のものは置いていない。たしかに落ち着いて仕事ができそうだ。



「このスペースは仕事で使いたいと思っていたので、色味をおさえたかったんです。モノトーンが好きなんですけど、黒だと重い感じがするのでグレーでまとめました」
作業台の向かいには、長さのあるオープンクローゼット。Iさんはそこにカーテンを取り付けて使用している。
「目隠しになるものが欲しくて、色味を揃えて薄いグレーのカーテンを取り付けました。すぐ横は玄関になっているので、洋服を選んですぐに出掛けられるのも効率的で良いんですよね。生活動線が考えられた造りになっているので、作業効率が上がるし快適に過ごせるので良いことだらけだなって(笑)」
頬を緩ませ、嬉しそうに語るIさん。部屋ごとに気持ちの切り替えができる回廊式の造りは、Iさんの気持ちの余裕にもつながっているようだ。
Iさんに多くの徳を与えているUnionでの暮らし。聞けば、気に入った家具や家電、小物を揃えるのに4ヵ月近くかかったそう。
「じっくり選んだので時間はかかったんですけど、揃える時間も楽しくて。でもまだ完成形ではないんです。寝室をもう少し変えたいって想いもあるし、ピクチャーレールに絵を飾りたいって考えているので、もう少し時間はかかりそうです(笑)」
理想の部屋への想像は膨らむばかり。では、自分の今後についてはどうだろう。新たな展望などあるのだろうか。
「仕事が安定するまでは忙しかったんですけど、今は軌道にも乗り少し落ち着いてきたので旅行に行きたいです。昔は友だちとカンボジアに現地集合して旅行したり、弾丸で香港やタイに行って現地の美味しい料理を食べるみたいなことをしていたんですけど、最近はなかなかできていなくて。時期が合えば友だちと台湾に行きたいですね」

現在はIT業界の調達マネージャーとして尽力しているIさんだが、前職ではOA機器メーカーに勤務し、中国に駐在していた過去を持つ。現在の仕事でシンガポールに行ったときは、中国語で会話をしたという。そのスキルをもっと活かしたいという想いはないのだろうか。
「活かせられたらいいなとは思いますが、そこまで重要ではないかなって。それよりも、自分が選定したものがより多くの人の目に留まることの方が嬉しいんですよね」
芯を持ち、しっかりと自分の将来を見据えているIさん。では、居住地に関してはどうだろう。現在はUnionの部屋で快適に過ごしているわけだが、今後の暮らし方のビジョンなどは持っているのだろうか。
「そうですね……いずれは買って住みたいって想いはあります。買いたいタイミングがきたらですかね。そのときは、東京の西側とか神奈川に住めたらいいなって、ざっくりとした考えはあります(笑)」
これから先、Iさんにとっての理想の部屋が見つかるかもしれない。それまでは、この部屋で楽しい時間を過ごすのだろう。
今の段階で多くの徳を与えているUnionでの暮らし。新たなアイテムが増え、より生活が整ったら、十以上の徳が得られるかもしれない。新たな徳が増えたら、また話を聞かせてもらいたい。



(左)Iさんの住む部屋を見回すと、所々にグリーンが彩を添えている。「置いている植物はすべてフェイクなんです。この部屋は陽当りが良いので植物は良く育つと思うんですけど(笑)」(右上)家ではあまりお酒を飲まないというIさん。同僚に美味しいと勧められたジンにハマり、たまに飲んでいるそう。(右下)作業台にはウィスキーのほかに、お勧めされたというジンが並ぶ。「このジンは色々な味があるので、その日の気分で飲み分けています」キッチンの落ち着いた色味の中に、彩り豊かなジンのパッケージが良いアクセントに。
Text: Tomomi Okudaira
Photograph: Hiroshi Yahata

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