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こだわり条件(3つまで選択可)
東京でも屈指のアンティーク雑貨店やカフェ巡りなどがゆったりと楽しめる、通勤にも便利な街にある「Roughシリーズ」の物件。
居室とキッチンの床は生活シーンで色目を変え、楽しげな木目を持つラーチ合板を使用。むき出しコンクリートの天井・壁と木の質感との組み合わせは、「Rough」ならでは。手作りしたようなDIY感あふれる雰囲気が満喫できる。ライティングレールで移動できるスポットライトを使って照明を演出したりと、プラスαの個性で1R暮らしの楽しさがどんどん広がりそうだ。
「この街とこの部屋が大好きで、もう2回更新しました。だからここに住んで4年も経つんですね。」
駅に近く自身の通勤にも便利、しかも居心地は抜群。DIYでリノベーションしたような質感を持つ、どこまでも自由な発想の部屋の造りに収納力抜群の棚。それらのポイントは、H.Sさんのツボにダイレクトにハマった。
「ワンルームの賃貸マンションでこんな自由度の高い部屋があるなんて…!ここに引っ越して来るまでは至って普通の部屋だったので、ある意味カルチャーショックでした。」
本がとても好きなH.Sさんにとって、たくさん入る棚はとても魅力的だった。それまで持っていた本棚は捨てて、作り付けの棚を有効利用。さらに天井が高いところ、ハリがコンクリートむき出しなところなど部屋の至るところにお気に入りポイントがある。
「この部屋に来てからテーブルとソファを買いましたが、部屋にお洒落にマッチしているし、サイズ感も質感もベスト。ソファなら一日中でも平気で過ごせます。」
部屋とともに創り上げたライフスタイルは、H.Sさんにとって最高のものとなり、4年の時間を経てもなおいっそう輝きを増し続けている。
テレビを見るにも読書をするにも、このソファが欠かせない。好きなモノだけに囲まれて過ごせば一日中でも居られる、心地の良いベストポジション。
キッチンは、清潔感のあるスチール素材でコーディネート。ブルーが印象的なスチールロッカーは「このキッチンにぴったりでうれしい!」と特にH.Sさんのお気に入り。食器もたくさん入るスグレモノ。
大きくて、収納力抜群の備え付け棚。比較的広く、収納スペースも多めなので衣服や雑貨などモノが多い人にとってうれしい設計。デザイナーズマンションでも、ここまで自由な空間はそうそうない。
かつて押し入れスペースだった空間は、突っ張り棒と布を使って使い勝手のよいクローゼットに。ベッドの位置は部屋で一番収まりの良いところを選び、ソファとテーブルを置くことでクローゼット部分、寝室部分、リビング…と自分だけのゾーニングを作っているという。
あえて壁などで仕切らない方式のリノベーションは、どこまでも自由に自分仕様にカスタマイズできる「のりしろ」を持っている。
「部屋探しに煮詰まっていた時、ちょうどいいタイミングで転勤となり、奇跡的にこの部屋と出会えたんです。運命を感じますよね。」
そんな想いが強い分、部屋のカスタマイズにもとても熱心なH.Sさん。インテリアの仕事をしているだけあって、家具や小物選びのセンスも超一流。
自分の部屋を通して仕事の目も養い、社会に貢献するH.Sさんの姿勢はまさに「ロハスな人」。
「自分の価値基準を持ち、知恵や情報をバランスよく取り入れて、自分にも社会にもよい暮らしを実現する」というロハスの定義にぴったりとキレイに当てはまる。
普通に収納するもよし、モノを並べるもよし。ラフの棚なら、好きなように使え、自由な発想と楽しさが生まれる。
玄関スペースに役立つ靴収納用の棚と、小物類の棚。あたたかな質感で相性も抜群。必要なモノを一式そろえることでゾーニングにも役立っている。
元々本が好きで、棚スペースが多いこの部屋を一目見た瞬間強く働いたインスピレーションが忘れられないと言うH.Sさん。自由度の高い棚だからこそ、本や好きなモノをたくさん並べたい!とまっさらな状態の時から強く思っていた。ところが…
「越してきた当初のマイコンセプトは『北欧女子のお洒落な部屋』でしたが…今でもそれ自体はブレていません。けど、好きなモノを揃えて行ったら、かなり『プロレス女子の部屋』へと変化していきましたね(笑)」
新日本プロレスの棚橋弘至選手が大好き!と語るH.Sさん。たしかに部屋のあちこちから、深くて濃い「棚橋愛」を感じることができる。それでも、この部屋はちゃんと統一感があり、上質なセンスのあるコーディネートがされている。
「部屋をいじるのが好きでしかたがない。ここは、思いっきり遊ぶことができる最高の場所ですよ。」
普段からつねにマイメジャーを持ち、外出先でも家具計測を怠らないH.Sさん。家具もモノも、ぴったりと空間にハマり、どれも魅力的なモノばかり。訪れた友人たちも全員、このH.Sさんらしさがあふれる空間にただただ驚き、感動するばかりなのだとか。
「家に居る時はとことん居ます!そして家ではオフに切り替えたいから、仕事はしません。ここはあくまでも好きに生きることだけを大事にする部屋ですから。」
何ものにも縛られず解き放たれた空間は、H.Sさん自身。これからの希望も夢への近道もすべて、ここに詰まっている。
癒しのアイテムだけを並べた枕元、そして毎日必ず触るスイッチの箇所に大好きな存在をプラス。目に入るモノ、触れるモノすべてを「好き」でいっぱいに飾る高等コーディネートテクニック。
スチール棚の赤、そしてカラフルなカーテンを美しい差し色に、部屋全体を北欧テイストのインテリアで統一。異素材の同士さえもマッチして、素晴らしい個性を生み出している。
Text: Yuzuka Matsumoto
Photograph: Yoshinori Tonari
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