毎日が楽しくなる。すべてがちょうど良い「月島」の街。

「月島」は、四方を川や運河に囲まれた街。中央区に位置する月島は、交通の利便性と落ち着いた雰囲気で人気を集めている。隅田川を越えればすぐ都心部にアクセスできるため、丸の内や銀座方面に通っている人にとってはかなり良い立地と言える。それでいて月島自体は穏やかな街というバランスの良さが魅力だ。下町情緒あふれるスポットが盛りだくさんの月島には、都市開発の影響でおしゃれなスポットも増加中。歴史や文化がぎゅっとコンパクトに詰まった月島なら、充実した日々を送れそう。

街を歩くたび、違う風景に出会えそう

古き良き下町というイメージの強い月島。現在は駅を中心に新しいタワーマンションなどが増え、レトロな街並みとの面白い対比を生み出している。とはいえ、細い路地や古い長屋などの歴史を感じる風景はしっかりと残っており、新旧の魅力をバランス良く感じられる。

月島駅周辺にはチェーン系スーパーの「ダイエー」や「文化堂」があるほか、リーズナブルな価格が魅力の「フジマート」などもあり、日々の買い物には困らない環境。特にダイエーは24時間営業しており、どんなライフスタイルの人にとっても便利だ。駅近くの「もんじゃストリート」には、もんじゃ店はもちろんのこと、居酒屋や洋食店などさまざまな飲食店が並んでいる。遠くまで足を伸ばさずともおいしい食事を楽しめるのは、外食派にとって嬉しいポイント。

どんなスポットも月島らしさ満載。マイペースに楽しもう。

月島といえば思い浮かぶのが「もんじゃ焼き」。もともとは子どもたちに駄菓子として親しまれていた食べ物が、月島の「好美屋」を元祖として今の形に発展したのだそう。もんじゃストリートには約50もの店舗が軒を連ねており、お昼時にはそこかしこに長い行列が出来ている。ひと口にもんじゃ焼きといっても、定番スタイルのもんじゃから店舗独自の創作もんじゃまでさまざまなので、何度も通ってお気に入りメニューを見つけたくなること間違いなし。

賑やかに過ごすのも良いけれど、ひとりの時間を楽しめる場所もほしい。月島は、そんなニーズも満たしてくれる。「LITTLE SPICE THE CAFE ミライ」は、もんじゃストリートの裏手にあるカフェ。古民家を改装した店舗は温かみのある雰囲気で、のんびり過ごすには最適だ。コーヒーや紅茶などドリンクメニューのほか、種類豊富なスコーンもテイクアウト可能。不定期に開催される映画上映会などのイベントも要チェック。

水とともに発展してきた、豊かな暮らし。

隅田川近くの「住吉神社」は、海上安全にご利益のある神社として、古くから親しまれてきた氏神様。3年に一度行われる「本祭」では宮神輿と獅子頭の宮出しが行われ、多くの人で賑わう。下町らしい活気を感じられる、この地域ならではのイベントだ。駅から住吉神社へ向かう途中には、子どもたちを水難から守りたいとの思いから建立された「佃天神地蔵尊」も。お地蔵様は路地裏にひっそりと佇んでおり、ここだけ別世界のよう。街を散策しながら、水とともに暮らしてきた人々の歴史に思いを馳せる。

晴れた日には、隅田川沿いの「隅田川テラス」を散策するのがおすすめ。月島側からは銀座方面のビル群が望め、下町と都会、両方の東京らしさが感じられる。月島からは南千住付近まで約12kmにわたって連続しており、ランニングスポットとしても人気。景色が良く飽きずに走れるので、引っ越しを機にランニングを始めてみても良いかも。昼は四季折々の風景を、夜は東京の夜景を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごそう。