23区の東部を代表する「錦糸町」。
東京の真ん中で、優雅に暮らす。

JR総武線沿線にある「錦糸町」。地下鉄半蔵門線も利用でき、東京駅まで乗り換えなしで10分、新宿、渋谷へも30分ほどでアクセスが可能なため、多方面への通勤や通学にとても便利。オフィス街でもあり、東京23区の東部を代表するエリアなので「東京副都心」と位置付けられる。錦糸町は川が多く、気分転換や川沿い散策をするにはとても良い立地。東京スカイツリーへも歩いて気軽に行くことができ、どこをとっても現在の東京をリアルに肌で感じることができる。家賃相場は少し高めではあるけれど、利便性やレクリエーション性の高さを考えるとその価値は十分にある。南口の駅近くにある「錦糸堀公園」は、今ではスッキリとした公園だが「置行堀」という怪談の舞台となった場所。この地域には昔から河童がいたと伝えられており、「おいてけー」という声の主は河童だという説も。昔ばなしの舞台になるほど歴史のある錦糸町だけど、現在も開発が進みさらなる進化が期待される一押しエリア。住めば、東京での一人暮らしがもっとずっとランクアップすること間違いなし。

再開発が進む北口エリア。
最先端と懐かしさが調和する。

北口を出てしばらく歩くと、広大な公園がある。「錦糸公園」は、昭和3年開園の区立公園。東京大空襲の遺体仮埋葬地として使用された悲しい歴史があるが、長年の改装を経て新たな観光名所として再出発した。およそ120本のソメイヨシノが植えられており、花見時期は多くの観光客で賑わう。毎年秋に開催される墨田区最大のイベント「すみだまつり」も錦糸公園がメイン会場。ジャズフェスティバルやフリマなども定期的に開催される。園内にある「墨田区総合体育館」では、気軽にスポーツも楽しむことができる。

公園のすぐ目の前には、約100店舗のショップ&レストランが入っている複合施設「オリナス」がある。TOHOシネマズ錦糸町(楽天地・オリナス)も入っているので、ショッピングだけでなく映画鑑賞も楽しめる。さらに歩けばお洒落なカフェが点在。東京の伝統工芸「江戸切子」を体験できる工房もあり、自分だけのオリジナルグラスなどを作ることができる。江戸・東京の良いところを五感で堪能することができる嬉しい街だ。

衣食住からスポーツ・癒しまで。全方位娯楽型の南口。

一転して南口は、東京随一の歓楽街。昔ながらの商店街だけでなく、大型商業施設、大手デパートなどが点在しておりこのエリアだけですべてのショッピングができる。駅のすぐ目の前にある鮮魚店「魚寅」は、ぶつ切りマグロやたこが好評で朝から行列ができ、錦糸町で知らない人がいないほど有名な店。衣食住の「あれが欲しいこれがしたい」ニーズすべてにおいて応えてくれる街だから、暮らしやすさも別格。

駅前パルコと隣り合う「楽天地」には、24時間営業のスーパーマーケットをはじめカフェなどの飲食店、「TOHOシネマズ錦糸町楽天地」、ゲームセンター、フットサルコートやフィットネスジムなど便利な施設がずらり。映画館は駅の南北にあり、かつて錦糸町が「映画の街」と呼ばれた名残を感じる。「天然温泉楽天地スパ」は男性専用の施設で、特にサウナが人気で1日に15回行われる「ロウリュ」目当てで訪れる人も多い。癒しも娯楽もグルメもすべてひとつのエリア内で堪能できるのが、錦糸町のすごいところ。

歴史や文化、芸術に好きなだけ浸る。
錦糸町ならではのカルチャー散策。

区内循環バス「すみだ百景 すみまるくん」は、観光客が区内回遊を楽しむ際の案内役として生まれた、身近で便利な交通手段。基本料金100円だが、お得な一日券もあり都内の名所を気軽に訪れることができるので上手に活用したい。クラシックコンサートが行われるすみだ「トリフォニーホール」前にも停留所があるので便利。さらに錦糸町は公園や川沿いの遊歩道などがたくさんあるので、ランニングやウォーキングの場所にも事欠かない。

北斎美術館へと続く道の名は、ズバリ「北斎通り」。通り沿いにある「北斎茶房」は古民家カフェとしても人気の高い甘味処。夏にはかき氷がとても人気で、行列ができることもある。さらに進むと「すみだ北斎美術館」がある。印象的で目を引くモダンなデザインの美術館は、妹島和世が設計したことで建築作品としても注目を得た。企画展なども行っているので、ぜひ展示スケジュールをまめにチェックしたい。歴史もデザインもカルチャーも。あらゆること・ものに趣がある、素晴らしい錦糸町ライフスタイル。