西武新宿線「井荻」駅と隣の「上井草」駅。西武新宿線(各駅停車)で西武新宿駅まで19分、JR新宿駅まで25分、東京駅まで40分ほどでアクセス可能。荻窪駅や石神井公園方面などへも近く、バスもあるので多方面へのアクセスがとても便利。都心へ通勤する人も多い昔ながらのベッドタウンでもあるため、とてものどかで治安が良い。さらに「旧通産省機械技術研究所跡地」を利用して作られた杉並区で最大級の広さを誇る「井草森公園」や、暗渠の緑道、共用緑地があったりと、とても緑が多くリフレッシュできる環境が整っている。ちなみに「井荻」の駅名は井草の「井」と荻窪の「荻」を組み合わせて命名された井荻村に由来。西武井荻商店街ではフリーマーケットや秋祭りなどのイベントを定期的に開催し、地域全体を盛り上げている。徒歩でも行ける「石神井公園」は、様々な品種の桜の木が植えられ、美しい桜並木が見られる。大きな池があり釣りを楽しむ人やボート乗り場もあるため、デートにもピッタリ。エリア全体は高級住宅街だけど、シングル向けのリーズナブルな物件も多いのでゆったりとした住環境でのびのびと暮らすことができそう。
私鉄沿線特有ののどかな雰囲気は最大の特長。線路に沿って伸びている商店街は、ところどころに小さな踏切がありどことなく鎌倉の江ノ電を思わせるなんともよい風情。上井草駅近くには「機動戦士ガンダム」の制作で知られる「株式会社サンライズ」の本社が近くにあることから、上井草駅の発車メロディにはガンダムの主題歌が使用されている。駅前には力強いガンダムのブロンズ像もあるので、いきなりテンションが上がる。駅の北側は、都市化が進んだ現在でもあちこちに畑が点在しており、四季折々にやさしくおだやかな空気が流れる。
西武井荻商店街は「PONTE IOGI」という愛称で親しまれ、生鮮専門店やスーパー、老舗のパン屋、各種飲食店など様々な店が軒を連ねているので毎日の生活にとても便利。旬の地元野菜なども安く手に入り、ありがたい。上井草駅から続く上井草商店街も、ちょっと変わった洋菓子店やカフェ、本屋など、サブカルチャー好きも大満足の店舗が多く点在。個性豊かなふたつの商店街は、線路沿いに長く続いておりわかりやすいので、気楽な探検気分で散策し開発するのがとても楽しい。
鰹節や昆布、煮干しなどで出汁を取ったスープがじんわり染みわたる。ワンタン麺が人気のラーメン屋では、ぷりぷりのエビワンタンとギュッと旨味が詰まった肉ワンタンを載せたラーメンがイチオシ。これを食べるために遠方から訪れるファンがいるほど。また、東大泉の古書店「ポラン書房」の出張店舗も兼用した、古本とコーヒーを楽しめるカフェでは美味しいコーヒーとともにゆったりとしたひとときを味わえる。他にも、手作りサンドイッチとサイフォンコーヒーの専門店など隠れた名店が多く、この街に一度暮らしたら、食の面でも絶対に離れられなくなりそう。
上井草駅から徒歩5分の場所にある区営の「上井草スポーツセンター」は、誰でも気軽に利用できるスポーツ施設。野球とサッカーができるグラウンド、4面のテニスコート、大小2つの体育館、温水プール、弓道場など充実の施設が揃っている。年間を通じて多彩なスポーツを楽しめて好きな時に利用できるので、休日に汗を流したい人にもピッタリ。たっぷり汗を流したあとは、2018年にリニューアルした銭湯「井草湯」へ。人気のバラエティ番組で芸人に紹介されたことから注目され、連日多くの人で賑わっている。スポーツ後のお風呂タイムは、最高のゴールデンコースになりそう。
上井草商店街の店舗の中に、ひときわ目立つシャッターアートが存在する。国民的人気アニメ「機動戦士ガンダム」のモビルスーツが描かれた一枚で、その店の目の前にあるのがガンダムを生み出した「株式会社サンライズ」の本社。この地から、日本中の男子を虜にした名作がたくさん生まれていったと思うととても感慨深い。さらにこのエリアには小さなカルチャースポットも多い。「genro&café」は「GENRO」という和文房具店に併設されているカフェ。ワクワクするようなアイテムとともに楽しめるティータイムは格別。この街では、普段のくつろぎのひとときも心地よい刺激で満たさせる。
上井草駅から少し歩いたところに、絵本作家・いわさきちひろの作品や実際のアトリエを見ることができる「ちひろ美術館・東京」がある(入館料800円)。やさしい色彩のちひろ絵画が展示されたギャラリーをはじめ、併設のカフェやミュージアムショップ、庭など施設内容も充実していて楽しい。また、上井草商店街にはちょっと面白い古本屋兼カフェも。井草のグラノーラ専門店と古本屋がコラボして生まれた店では、ホームメイドのグラノーラが購入可能。手作りジンジャーエールなども楽しめて、のんびり過ごせる。おだやかな雰囲気で満たされた井荻・上井草エリアでの生活は、「癒しの東京一人暮らし」。新しいライフスタイルがここから生まれる。
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