新たな魅力が続々。親しみやすい「赤羽」で送るスローライフ。

JRのターミナル駅のひとつである、北区の「赤羽」駅。京浜東北・根岸線、宇都宮・高崎線、埼京線、湘南新宿ラインが乗り入れており、都内はもちろん他県にもアクセスがしやすいことが魅力だ。多くの人が行き交うこのエリアは、飲食店や商業施設も充実している。安くておいしい居酒屋が豊富なため「せんべろの聖地」としての印象が強い一方で、駅前の商店街や、駅から少し離れた住宅街にもセンスの良いお店が増えつつある。ところどころに残る下町の雰囲気も、最近のトレンドも、バランスよく楽しめる贅沢な街だ。

ショッピングなら駅周辺で。どこにでも楽々アクセス。

JRの4路線が乗り入れる赤羽駅からは、乗換なしで東京の各主要駅へアクセスできる。東京駅まで17分、新宿駅まで14分、池袋駅まで8分と、通勤・通学や所用で都内へ行くことが多い人にとってはかなり利便性が高い。さらに、駅前のバスターミナルからは近隣の駅へ向かうバスが発着しているほか、東京メトロの赤羽岩淵駅も徒歩圏内。アクセス面を重視するならおすすめのエリアだ。

赤羽駅の東口側には「赤羽一番街商店街」と「赤羽スズラン通り商店街(ララガーデン)」があり、西口側には「イトーヨーカドー 赤羽店」と「アピレ」がある。さらに「西友 赤羽店」や「ダイエー 赤羽店」などの大きなスーパーや、駅ナカの「エキュート 赤羽」、駅直結の「ビーンズ 赤羽」もあり非常に便利。最寄り駅ですべてが揃うので、買い物をするために遠出する必要がないのは嬉しいポイント。

変わりつつある赤羽の魅力。アットホームな雰囲気は、どこも同じ。

赤羽といえば、まず「せんべろ」を思い浮かべる人が多いはず。リーズナブルな居酒屋が多い街という印象だが、おしゃれなカフェや健康志向のお店も続々とオープンしている。赤羽駅近くの商店街「ララガーデン」でチェックしておきたいのが、台湾式の朝食やスイーツを提供する「豆乳専科」。豆乳スープ「シェントウジャン」や、豆乳がゆ、おかずの入ったクレープ「ダンピン」など、体に優しくおいしいメニューが揃っている。台湾では朝食の定番メニューだが、ランチやおやつにもちょうどいい。

赤羽発祥の喫茶店「友路有」。浅草や日暮里など、下町を中心に展開している。早朝から夜遅くまでオープンしており、いつ訪れてもあたたかく迎え入れてくれるのが喫茶店の良さ。のんびりとした雰囲気が漂い、つい時間を忘れて居座ってしまいそうだ。喫茶店らしいコーヒー、ナポリタンやクリームソーダといった定番メニューが並ぶなか、目を引くのがモーニングの焼き魚定食。ユニークなメニューも楽しめる、地元民から愛されるお店だ。そのほか、赤羽駅から少し離れた住宅街にもおしゃれなカフェが点在している。木のぬくもりが感じられる「AERU COFFEE STOP」や、隠れ家のような雰囲気の「リコリス」など、近くにあると嬉しい、魅力的なカフェがたくさん。のんびり散策しながら立ち寄ってみよう。

身近な自然を感じて、ゆったりリラックス。

ララガーデンから少し入った住宅街の一角にある「青猫書房」は、絵本を中心に取り扱うお店。店内には本棚いっぱいの絵本が並び、さらに奥にはギャラリーとカフェ、きれいに手入れされた中庭が広がる、あたたかな空間だ。広々とした明るい店内は居心地がよく、子どもの頃に好きだった一冊を手に取ったり、プレゼントを探してみたり…といった、大人ならではの楽しみ方ができる。トークイベントや展示会なども開催されており、本以外のさまざまなカルチャーにも触れられる。

荒川沿いに位置し、都内でも自然が豊富な赤羽エリア。天気が良い日には、「荒川赤羽緑地」に出かけよう。この緑地は桜並木が有名で、桜の時期には絶好のお花見スポットとなる。ほかにも土手一面に広がる芝桜や、初夏の新緑など、四季折々の風景を楽しめる。ピクニックやスポーツをするにも最適な、開放感のある場所だ。赤羽駅の西口方面にある「赤羽自然観察公園」では、バーベキューエリアも整備されている。23区内でありながら豊かな自然に触れられる赤羽は、ゆとりある暮らしを楽しみたい人にぴったりな街。