DIY(Do It Yourself)と聞くと「なんだか難しそう…」と感じるかもしれません。しかし、DIYとは本来、何かを自分で作ったり修繕したりすることを指す言葉。住まいにほんのひと手間加えて、自分らしい空間にアレンジすることもDIYといえます。
今回は、リズム株式会社の新井が、リズムの物件の入居者によるハイセンスなDIY実例をご紹介。部屋の印象を一新できる壁面装飾や、より快適に暮らすための収納術、カフェのような洗練された空間の作り方など、賃貸物件を自分好みにカスタマイズできるアイディアが盛りだくさんです。
壁面装飾は、少し手を加えるだけでガラリとお部屋の印象を変えられる、初心者におすすめのDIY。シンプルな壁面空間に装飾を施すだけで、お部屋への愛着が増します。早速、実例を見ていきましょう。
ご自身で撮影した写真をパネルに仕立てて、壁に飾っています。写真投稿型SNSのように、正方形のパネルを偶数個並べることで、今っぽい雰囲気に仕上がります。
パネルの作り方は、出力した写真をパネルに貼り、側面を黒いマスキングテープで保護するだけ。画材店やホームセンターなどで販売しているパネルを使用するほか、100円ショップで販売しているスチレンボードや発泡スチロールでも代用可能です。
パネルを壁に飾るときは、一度マスキングテープで壁を保護してから両面テープを貼りましょう。跡がつかないため、賃貸のお部屋でも安心です。
複数色のレンガを組み合わせて壁に貼ることで、古い物を活かして楽しむ「ブルックリンスタイル」を演出できます。
このDIYのポイントは、立体的なレンガを壁の一部にだけ貼っていること。壁一面をレンガで覆ってしまうと、やや圧迫感が出てしまうため、余白を残すといいでしょう。
賃貸物件の場合、本物のレンガを使用するのは難しいため、発泡スチロールでできた軽量レンガの使用をおすすめします。立体感は出ませんが、ホームセンターなどでは、より手軽に装飾できるレンガ柄のシートも販売されています。
装飾する前に、マスキングテープで壁を保護することを忘れずに。このやり方なら、壁に跡がつきませんし、配色を失敗しても貼り直せます。
どんな部屋にしたい?一人暮らしの素敵インテリア:ブルックリンスタイル編
続いて、DIYによって収納スペースを作り出し、部屋を広く見せることや、導線の効率化に成功しているお部屋の例をご紹介します。
頑丈なコンクリートブロックは、さまざまな用途に使える優秀なDIYアイテム。こちらのお部屋では、コンクリートブロックを傘立てにアレンジしています。
穴の部分に傘が入るため、1本ずつ自立させられます。市販の傘立ては幅を取る物が多いですが、コンクリートブロックなら玄関にあまりスペースがなくても邪魔になりませんし、汚れも気になりません。
ナチュラルなテイストのお部屋にぴったりな、ワインやリンゴの木箱。開口部を横に向けて食器棚やシューズラックとして活用したり、本や小物を入れて積み重ねたりするなど、アレンジの仕方はさまざまです。
木箱はさまざまなサイズがあるため、収納したい物に合わせて選びましょう。2つ以上重ねるときは、T形の金具などを使うとしっかり固定できます。
お部屋が映える!インテリアアレンジ術 vol.4 木箱を使った収納術
DIY上級者向けですが、キッチンの下にぴったり納まるワゴンや、水槽や衣類がスマートに収納できるシェルフを手作りするのも◎。収納したい物のサイズに合った家具は、お部屋をすっきり見せてくれます。
とはいえ、自力で木材のカットを行うのはなかなか難しいもの。ホームセンターのDIYコーナーで相談すれば、木材を必要なサイズにカットしてもらえます。家具づくりに必要な工具なども教えてもらえますので、一度相談してみましょう。
カフェやアパレルショップに行ったとき、「こんな空間で暮らしたいな」と思ったことはありませんか?お部屋を洗練された空間にアップデートできる、DIYのアイディアをご紹介します。
このお部屋では、元々設置されている照明用の配線ダクトに、ハンギングシェルフを吊るしています。デッドスペースになりやすい天井空間を、上手に使ったDIYアイディアといえるでしょう。
ハンギングシェルフには耐荷重がありますし、上に載せた物が地震の際に落下することも考えられます。ディスプレイをする際には、軽くて普段あまり使わない物を選びましょう。
最近のトレンドは、ハンギングシェルフとグリーンを組み合わせたディスプレイ。ほとんど水をやらなくても育つ、グリーンネックレスや多肉植物がおすすめです。
人気スタイリストが伝授!一人暮らしの部屋にグリーンをおしゃれに置くには?(前編)
スペースを取らず、迫力ある映像を楽しめる壁掛けテレビ。釘を使って取りつけるため、賃貸物件では難しい…とあきらめていた方が多いのではないでしょうか。
このお部屋のように、木材とピラーブラケットなどのアジャスター金具でオリジナルの突っ張り棒を作れば、賃貸物件でも壁掛けテレビを使用することができます。
「テレビボードは生活感が出るため置きたくない」「大画面のテレビでスポーツや映画を楽しみたい」という方におすすめしたいDIYアイディアです。
ピラーブラケットの実例を掲載
どんな部屋にしたい?一人暮らしの素敵インテリア:ブルックリンスタイル編
トランクをローテーブルとして活用した例です。お部屋の雰囲気に合わせてトランクに色を塗ったり、エイジング加工を施したりすることで、雑貨店のような空間を演出できます。
コンクリート打ちっぱなしといった素朴な空間には、アンティーク風のトランクがよくなじみます。
トランクは収納スペースとしても活用できるため、季節のアイテムなど、普段は使わない物をしまっておくのに便利です。
玄関のドアをマスキングテープで装飾したDIYアイディアです。鉛筆などで下書きをして、上からマスキングテープを貼っていきます。
ドア全体を埋めるのではなく、余白を残すのがデザインのポイント。何度でも貼り直せますから、ぜひチャレンジしてみてください。
「賃貸でも原状回復を気にせずにDIYを楽しみたい」という声にお応えし、リズムではDIYが可能なリノベーション物件を展開しています。ここからは、DIYが可能な2つのシリーズ、「Rough」と「Depot」をご紹介します。
Roughは、棚板やハンガーポールを備えた、ペンキや釘も使えるカスタムウォールを設置したシリーズです。板の高さを変えて洋服や雑貨などを収納したり、散らばりがちな電子機器類をまとめて壁に掛けたりなど、使い方は自由自在。
壁は釘打ちができるため、ライトの取りつけも可能。下の写真のように、オリジナルのドレッサーを作ることもできます。アイディア次第で空間に広がりが生まれるのが、カスタムウォールの魅力です。
Depotは、ピクチャーレール代わりにもなる壁面のカラーロープや、オープンラックとしても使えるメッシュウォールなど、「吊るす」「載せる」「引っ掛ける」箇所が満載のシリーズです。
天井からグリーンやハンモックを吊るすなど、アイディア次第で個性豊かな部屋を実現できるのがこのシリーズの魅力。間仕切りに採用されているメッシュフェンスも、雑貨のディスプレイやライトの設置などに便利です。
DIYにチャレンジすることは、自分らしい暮らし方や、必要な持ち物について深く考えることにつながります。
「こんな暮らしをしてみたい」と理想を描いたときが、DIYの始め時。自由にDIYができる物件をお探しの方は、ぜひリズムにご相談ください。
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