LAの億ションを注目リアルターに案内してもらいました!

宮原亜矢 
ロサンゼルス在住ライター。ラジオ、雑誌、テレビ、ウェブなど様々な媒体で洋楽(主にロック)を紹介。2000年代前半から毎年1−2回は欧米のフェスやコンサートに足を運び、フォトグラファーを兼任することも。2011年から拠点をロサンゼルスに移すと、米中西部出身のアメリカ人と砂漠で出逢って国際結婚、コンテンポラリーアートを紹介する業務にも着手するなど良い意味で想定外の人生を歩むことに。様々な面で文化の壁、言葉の壁にぶつかりながらもLife Is Beautifulを実感している。 
インスタグラム:https://www.instagram.com/ayarchyintheus/ 
ツイッター:@ayamiyahara

家賃が高いLAだからこそ家を買う時...たぶん

いきなり愚痴から始めてしまうのもなんですが、毎月の家賃が高いんです。
Zillow Rentals Dataの2023年1月29日のデータによれば、ロサンゼルスの家賃の中央値が$3,068 (約40万円)!2022年8-9月頃にピークを迎えてそれよりは少し下がっているものの依然とても高いのです。もちろん、$1,000―$2,000台の一般的な物件もあるのですが、月額$5,000以上のラグジュアリーな物件の数がかなり多くてそれらに引っ張られているのかな?という気がしなくもありません。
ここまで来るといっそのこと家を買ってしまった方がいいなと思えてきます.
もちろん家も高くて1億円とかの世界だったりするのですが、それでも払い捨ててしまう家賃よりも資産になるので以前よりも家の購入を真剣に考えている今日この頃なのです。

Mはミリオン。つまり億...。ビバリーヒルズなどを含んだエリアとはいえ豪邸の価格が凄すぎて目蓋をパチパチ、顎は外れてしまいます...。でも、もちろん買える人たちがいるからこそのこの価格。どうせなら買える人の側に行きたいものです

ジャスティン・ビーバーが住んでいた豪邸!

といったわけでいつ実現するかわからない私の住宅購入計画。まずは実際の物件を見て具体的な目標を設定し、同時に現実を知らねば!と思いまして、かつてジャスティン・ビーバーが住んでいたというコンドミニアムに案内してもらい、様々な話を伺ってきました。

見せていただいたのはビバリーヒルズの閑静な住宅街にある、超高級コンドミニアムのペントハウス。
約4億円で売りに出されていたそうなんですが、なんと既に売却済です!

無機質な石材と気の温もりが品よく共存した外観。この時点で既にミリオンダラー物件の風格が漂っています。建立は2013年ということで新しいのも嬉しい

エントランスホール。24時間常駐のセキュリティ&コンシェルジュサービス付き!

こちらではワークアウト用のトレーニングルームが付いている物件は珍しくはありませんが、暗く狭い部屋にトレッドミルとウェイト用のマシンのみがポツンとあるだけ、なんてことも。こちらに関しては日光が差し込む中でしっかり体を鍛えたい人のニーズに応えるマシンが揃っていて流石です

部屋は寝室2、バスルーム2.5という構成。その中心となるリビングルーム。天井のライトの躍動感がたまりません!

ゆったりとしたダイニングテーブルスペースも付いたアイランドキッチン。なお観音扉のキャビネットはSUB-ZEROという200万円ほどする超高級ブランドのものの冷蔵庫が備え付けられています。アメリカの住宅には分譲に限らず賃貸物件でも冷蔵庫、オーブン、洗濯機&乾燥機などが付いていることが多いのです

まるでホテルのような寝室で個人的にときめいたのが壁。動物の毛のように起毛していて触ると適度なコシがあってとてもラグジュアリーなんです

なんとこの物件、屋上に専用スペースが付いているのです。そしてジャグジーまで!100人規模のパーティーだって開けてしまいます

物件を紹介してくれたのは異色の経歴を持つ話題の日本人女性リアルター!

こんな素敵な物件を内見させてもらう機会を提供してくれたのが、私の長年の友人で、2年前に全く違う業界から一念発起して不動産業界に飛び込み、今やビバリーヒルズやウェストハリウッドなどの人気エリアをはじめ、ロサンゼルスの高級物件を扱うリアルターとして活躍中の吉田佳代さんです。佳代さんがリアルター=アメリカの不動産屋の資格の勉強を始めたのが2019年のこと。長年勤めてきた音楽業界で数々のアチーブメントを獲得し、ある程度の区切りが付いたことをきっかけに全く違うものにチャレンジしてみようと思っていた頃、たまたま不動産の仕組みについて勉強するきっかけがあったという佳代さん。私の知る彼女は責任感もあるしとても真面目なので、上辺だけをなぞる程度の知識に留まらず、不動産に関する専門用語もしっかりと勉強していく中で「どうせなら」とリアルターのライセンス取得に心が動いていったのだとか。見事合格してカリフォルニア州のリアルターとなった佳代さん(*アメリカのライセンスは不動産に限らず州限定で下りるものが多いんです)は、賢人とも称される有名投資家、ウォーレン・パフェットの会社であるパークシャーハサウェイ・ホームサービスのビバリーヒルズオフィスで、唯一の日本人として週末を中心にオープンハウスに立ち、知識を深めるためにセミナーを頻繁に受けるなど、精力的かつ積極的に活動を続けています。
ライセンスを取って最初の5年で半分以上の人がリアルターを生業にすることを諦める人も出てくるという厳しい世界の中で佳代さんは、「日系の不動産エージェントではなく、アメリカのエージェントにいながら、日本語で日本人の顧客に物件を紹介したい」とのこと。日本に住んでいる人でもカリフォルニアで家を購入したいという人のためにも日々情報収集を続けているそうなので、ぜひ佳代さんに相談してみてください。

今回こうして高級物件に足を踏み入れて、リアルターさんに話を伺うとますますコンドや家を購入したいという気持ちが芽生えてきました。それには先立つものが必要!ということで仕事と節約に励みます!

吉田佳代さん|Berkshire Hathaway HomeServices CP
Instagram: @kayo_los_angeles
Email: kayoyoshida@bhhscal.com
CalIDRE#02130721
St. James + Canter & Associates: https://stjamescanter.com
People: Justin Bieber’s Former Beverly Hills Condo on the Market for $3.5 Million – See Inside!
https://people.com/home/justin-biebers-former-beverly-hills-condo-on-the-market-for-3-4-million-see-inside/