女性の一人暮らしで譲れない条件は?快適に暮らすための部屋の選び方

女性の一人暮らしで特に注意したいのが、空き巣やストーカーなどのトラブル対策だ。部屋選びでは、譲れない条件としてセキュリティ面の充実度を挙げる人も多いだろう。では、具体的に、どのような条件を重視することで安心して暮らせる部屋選びができるのだろうか。

そこで今回は、女性の一人暮らしでチェックしたい条件について、セキュリティ面・生活面に分けて紹介する。併せて、部屋選びで失敗しないためのポイントについても見ていこう。

一人暮らし女性が心掛けたい、物件選びのポイントと日頃のセキュリティ対策

女性の一人暮らしで譲れない条件【セキュリティ面】

女性の一人暮らしで最も重視したい点が、セキュリティだろう。まずは、女性の一人暮らしだからこそ特に重視したい、セキュリティ面の条件を見ていこう。

2階以上の部屋を選ぶ

1階よりも空き巣や下着泥棒に遭うリスクを減らせる2階以上の部屋は、特に人気の条件だ。上層階なら人目を気にせず洗濯物を干せる上、日当たりや風通しが良ければ早く乾かすことができる。

なお、建物の近くに背の高い木や自動販売機などがあると、2階でも外から侵入される可能性が高まることには注意したい。周辺にそのような侵入経路がないか、内見時にチェックしよう。

室内に洗濯機置場がある

ベランダや玄関先に洗濯機置場がある賃貸物件は、家賃が安くなる傾向がある。しかし、洗濯機を屋外に設置することで、目を離した隙に洋服や下着を取られてしまうことが考えられる。

さらに、外に洗濯機を設置することで洗濯機自体の劣化が早まるリスクも考えると、室内に洗濯機置場のある物件がいいだろう。

そのほかの注目すべきセキュリティ設備

ほかにも、賃貸のセキュリティ設備として、テレビモニター付きインターホンやオートロック、防犯カメラなどが考えられる

こうしたセキュリティ設備のある賃貸物件なら、より安心した生活を送れるため、部屋選びの条件に加えてもいいだろう。

女性の一人暮らしで譲れない条件【生活面】

女性の一人暮らしの物件探しで注目したいのはセキュリティ設備だけではない。続いて、快適な生活を送るためにチェックしておきたい条件を見ていこう。

最寄り駅から徒歩10分以内

最寄り駅から近い物件なら、仕事や学校帰りの一人歩きで、不審者に遭遇したりストーカー被害に遭ったりするリスクを抑えられる。また、通勤や通学自体も楽になるため、駅から徒歩10分以内という立地条件を重視する女性は多い。

宅配ボックス付き

インターネットで注文した商品を、時間を気にせず受け取ることができる宅配ボックスも、人気の条件のひとつだ。女性の一人暮らしの場合、宅配員との接触を減らせるため、セキュリティ面でも重宝するだろう。

インターネット接続が無料

近年は、インターネットの普及やテレワークの広まりとともに、賃貸のネット環境を重視する人も増えている。中には、インターネット接続が無料の物件もあるため、日常的に自宅でインターネットを使う場合は優先条件に加えても良いだろう。

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バストイレ別・独立洗面台

ユニットバスは、家賃を抑えたい場合の選択肢に含まれることが多いが、女性にはバストイレ別の部屋や、独立洗面台付きの部屋が特に人気だ。

バストイレ別なら、シャワーカーテンを使わずとも、バスタイムを快適に過ごすことができる。また、独立洗面台があれば、化粧品や衛生用品などを収納できるスペースが増える点が魅力だ。

キッチンが広い

よく自炊する、または料理やお菓子づくりが趣味という女性には、キッチンが広くて台所周りの収納スペースも多い部屋が人気だ。コンロの数や調理グッズの収納のしやすさなどをチェックして、必要なだけの広さや設備があるかどうかを判断したい。

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収納スペースが広い

服飾品や趣味のグッズなどで荷物が多くなりがちな人にとって、収納スペースの多さは譲れない条件のひとつ。リビングのクローゼットや玄関の靴箱などの収納スペースの数や広さをチェックして、部屋に物があふれることなく暮らせそうかどうかを判断することがポイントだ。

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女性の一人暮らしの部屋探しで失敗しないポイント

女性の一人暮らしの部屋探しでは、賃貸の条件だけでなく街の治安や周辺環境もしっかりと吟味したい。ここでは最後に、部屋探しで失敗しないために実践したい2つの方法を見ていこう。

街の治安を必ず確認する

女性の一人暮らしは賃貸の条件だけでなく、安心して住めるエリアかどうかも重要だ。条件の良さやそのエリアの利便性だけで判断せず、街の治安も必ずチェックしたい。

各エリアの治安情報は、インターネットで調べることができる。「警視庁犯罪情報マップ」や東京都の「防犯情報マップ」なども活用しながら、気になる街が安心して暮らせそうかどうかを確認しよう。

内見時に周辺環境や物件内の雰囲気をチェックする

気になる物件を内見するときは、周辺施設(警察や病院)の充実度や騒音、においなどを確認しよう。可能であれば、昼と夜の両方に訪れて、時間帯によってギャップがないかどうかも把握しておきたい。

また、物件内を見るときは部屋だけでなく、共用スペースがきれいに使われているか、ごみの集積所が必要以上に汚れてないか、ほかの住人の雰囲気はどうかといった点もチェックしよう。

女性の一人暮らしの場合、内見は不動産会社の女性スタッフに依頼するのもおすすめだ。女性ならではの視点で物件のメリット・デメリットを教えてもらえるため、内見前に相談してみよう。

予算やライフスタイルを踏まえて優先条件を明確にしよう

女性が一人暮らしする物件に対して譲れないと思う条件は、今回紹介したようにさまざまなものがある。条件の良い物件ほど家賃も高くなるため、部屋選びの際は予算や自分のライフスタイルを踏まえて、優先条件を明確に絞っていくことがポイント。一人暮らしをイメージしながら、どのような条件がそろっている物件が理想なのか考えてみよう。

都内で賃貸物件を探しているなら、REISMがおすすめだ。都内の中古物件をフルリノベーションした部屋は、新しい可能性に満ちており、住む人の毎日をワクワクしたものにしてくれるだろう。配管設備からフローリング、塗装までこだわりのリノベーション物件を多数そろえているので、ぜひチェックしていただきたい。