20平米の狭いワンルームで広く暮らす！一人暮らしの収納術7選とレイアウトのコツ

東京で一人暮らしをしようと思ったら、家賃が決して安くないことは誰にでも想像できるだろう。ましてこの1年で全体的に家賃の相場は上がっていて、都心で広い家に住もうと思ったらそれなりの金額がかかる。その点REISMのリノベ物件は、さまざまなスタイルのおしゃれな内装にリノベーションされているが、建物自体の築年数が古めであるため家賃が想像以上にリーズナブルなのが特徴だ。特に20平米ちょっとのコンパクトなワンルームであれば、好きなインテリアテイストのリノベ物件に手が届きやすい。狭い部屋でも広く賢く暮らすコツを知って、ぜひ理想のワンルーム生活を叶えて欲しい。

狭い部屋で広く暮らす3大ポイント

20平米前後のワンルームの場合、居室部分が6帖前後のサイズになることが多い。空間としてはコンパクトで広いとは言えないが、物の置き方や見せ方などポイントを押さえれば広々暮らすことは十分にできる。

▶︎Point.1／必要のないモノは持ち込まない

これは当然のことなのだが、最重要ポイントとも言える。せっかく好みのリノベ物件に住むことになっても、好みでないモノや使っていないモノを持ち込んでは、狭くなるうえに見た目や暮らしやすさも損なうことになる。
家には「1年以内に絶対に使うモノ（実用品）」と「持っていないと生きていけないモノ（思い出の品）」だけを持っていくように、厳しくジャッジすることが大切だ。

部屋も気持ちもととのう整理整頓を楽しむ暮らし

▶︎Point.2／床面積をなるべく広く保つ

そもそも狭い床面積なのだから、それを安易につぶしてまで多くの家具や家電を置かないように気をつけたい。特に収納家具は場所をとるだけでなく、中に収納するモノまで増やしてしまうので、シェルフやボックスなどの購入は慎重に。収納に関しては「大は小を兼ねない」ということをしっかり頭に入れて、サイズや形を吟味しよう。

▶︎Point.3／すきまや壁を有効活用する

狭い空間を賢く使うには、すきまや壁の高さを活かす意識を持つようにしよう。例えばクローゼットにかけた服の上や下の空間、ソファーやベッドの下の空間、洗濯機やトイレの上の空間など、何かメインのモノを置いた残りのすきまも大いに活用する。また収納がない場所にモノを置きたい場合は、床面積をつぶして家具を置くのではなく、壁を活かした収納空間を作るのがおすすめだ。

ワンルームの部屋を広く見せるレイアウト例

大きな家具や収納をどう配置するかも、部屋を広く使う重要な要素になってくる。広く見せるための基本を押さえつつ、居室の形に合わせて家具の配置を考えよう。
入り口から奥に向かって長い長方形の部屋は、その形を活かして奥行きを感じる配置に。
正方形に近い形の部屋は、低めの家具を選び、モノを置く場所と余白のメリハリをつけた配置にすると広く見せることができる。

▶︎部屋を広く見せるための基本

①奥行きを感じさせる
②天井を広く見せる
③ライン（面）を合わせる
④余白とメリハリをつける
⑤家具の色を揃える

e.g.1
手前から奥に向かって高さを低くして、視線が抜けるレイアウト

e.g.2
家具全体を低いモノで統一して、開放感がでるレイアウト

e.g.3
家具のラインと色を揃えて、すっきり感をだしたレイアウト

狭いからこそ実践したい収納実例7選

狭い空間を広く賢く使うには、収納も腕の見せ所。ムダなモノを持ち込まないのはもちろんだが、普段使う持ち物をスマートかつコンパクトに収めることができれば、空間も広がるうえ、使いやすさもアップすること間違いない。
REISMのリノベーション物件を住みこなす先輩の実例から、マネしたい収納術をご紹介。

1.壁にフックをつける

玄関や廊下の取りやすい高さにフックをつけて、すぐに使いたいバッグや帽子などを引っ掛け収納。

2.キッチン下にラックを置く

キッチンのコンロやシンクの下にラックやワゴンを置いて、キッチン周りで使うモノをまとめて収納。

3.ピクチャーレールからバーを吊るす

ピクチャーレールに設置できるハンガーバーなどを吊るし、使用頻度の高いモノやゲストのモノの一時置きに。

4.ソファー下にフタ付きBOXを置く

ソファーやベッドの下にフタ付きのボックスやケースを置いて、スペースを余すことなく活用。

5.キッチン周りはフックで吊るす

キッチンツールの収納は、タオルバーなどにフックを引っ掛けて吊るすことで掃除の手間も省ける。

6.マグネットで浮かせる

キッチンや玄関周りはマグネットがくっつく素材が多いので、マグネットを活用してツール類を浮かせて収納。

7.つっぱり棚を設置

床から天井に向かって縦につっぱって棚を作れる「LABRICO」や「DRAW A LINE」で、必要な場所に見せる収納を追加。

DRAW A LINE コーディネート事例

狭い部屋は嫌だな…と嘆く前に、できることはたくさんある。
狭くてもおしゃれな収納にできるし、すっきりシンプルな暮らしも実現できる！
本当に必要なモノを見極めつつ、収納とレイアウトの工夫を取り入れて、ぜひゆったり過ごせる自分のお城を手に入れてほしい。