北欧テキスタイルとは？
インテリアに取り入れるアイディアを紹介

「北欧テキスタイル」は、植物や動物といった温かみがあるモチーフを使った柄が多く、世界中で親しまれているデザインのひとつだ。柄やカラーなどデザインのバリエーションも豊富で、カーテンやクッションカバー、ラグといったファブリック類に多く取り入れられている。
そこで今回は、北欧テキスタイルの特徴や魅力とともに、インテリアに上手に取り入れるポイントを見ていこう。

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北欧テキスタイルの特徴

ナチュラルな色合いと温かみのある柄で作られるのが北欧テキスタイル。具体的にどのような特徴を持つデザインなのか、その魅力と併せて見ていこう。

自然の美しさを活かしたモチーフ

北欧テキスタイルの柄は、植物や動物をモチーフにしたものが多い。温かみや優しさを感じさせる柄は、湖や森などの自然とともに暮らす北欧ならではといえるだろう。
ナチュラルでありながらも、適度な無機質さで部屋をコーディネートしたい場合にも、北欧テキスタイルは重宝するだろう。

シンプルで飽きのこないデザイン

北欧テキスタイルの柄はシンプルな線や曲線によって構成されたものが多く、ひとつのデザイン内に取り入れられる模様の種類も少ない。ひとつの模様をパターン化したデザインが多く見られるのも特徴的だ。

また、北欧はミニマルなデザイン性を重んじる傾向があるために、華美な装飾を排した必要最低限のデザインのアイテムが多い。北欧テキスタイルも柄のパターンや色使いがシンプルなものが多く、長く使っても飽きがこない点も魅力だ。
北欧の人々が好む、シンプルで洗練されたものを長く使う暮らしは、日本人の気質とも似ているところがあるといえるだろう。

やわらかい色使い

北欧テキスタイルの多くは、アースカラーなどの優しい色が使われている。原色やビビッドカラーよりも落ち着きのあるナチュラルなトーンにしたり、わずかにグレーをのせてスモーキーなニュアンスにしたりすることで、北欧テキスタイルのシンプルでナチュラルなデザインをさらに落ち着きのある洗練されたものにしている。
北欧テキスタイルでやわらかい色使いを取り入れれば、ほかのインテリアと調和させながら部屋全体をなごやかな雰囲気にできるだろう。

北欧テキスタイルを部屋に取り入れるポイント

日本国内でも長く愛されている北欧テキスタイルには、たくさんの魅力が詰まっている。ここからは、北欧テキスタイルを部屋に取り入れる際に意識したい、5つのポイントを見ていこう。

アイテムの色味をそろえる

北欧テキスタイルを取り入れる際には、同じ空間にあるアイテム同士のカラーの明るさや鮮やかさをそろえることで、雑多でまとまりのない印象になるのを防げる。
色味選びに迷ったら、自分が求める部屋の雰囲気に合うトーンを選ぶようにしよう。トーンの例としては、次のようなものがある。

・ライトトーン
ライトトーンは、クリーム色や淡いピンク、ライトブルーなどのパステルカラーで、明るくフェミニンなイメージを演出できる。

・ライトグレイッシュトーン
ライトグレイッシュトーンは、パステルカラーにグレーを少し混ぜたくすみ系のカラー。甘くなりすぎない、洗練された雰囲気に。

・ディープトーン
ディープトーンは、深みのあるグリーンやブルーなどのアースカラー。落ち着きのある色合いのため、リラックスして過ごせる空間づくりにもおすすめ。

・ビビッドトーン
ビビッドトーンとは、レッドやイエロー、グリーンなどの鮮やかで明るいカラー。ユニークで個性的な印象の部屋に。

カーテンなどは大きめの柄で

カーテンや布団カバーなど、布の面積が大きいアイテムに北欧テキスタイルを取り入れる場合は、大きめの柄を選ぶのがおすすめだ。インテリアの主役となるため、お気に入りのデザインを選ぼう。

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小さいインテリア小物には小さい柄で

クッションカバーなどの面積の小さい場所には、小さくて細かい柄の北欧テキスタイルを取り入れると、柄同士が喧嘩せずにバランス良く仕上げられる。

また、タオルやランチョンマットなどにも北欧テキスタイルを取り入れると、部屋全体のアクセントになり、よりおしゃれな空間に。
タオルをフックに吊るしておけば、バスルームや台所にも温かみのある雰囲気を演出できるだろう。タオルをタペストリーとして壁に飾るのも人気のアイディアだ。

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ラグは規則正しい柄を取り入れる

北欧テキスタイルのラグを敷く場合は、ほかのアイテムの柄と調和しやすいヘリンボーンや幾何学模様などの規則正しい柄がおすすめだ。
大きい柄のパターンは、ホワイトやベージュ、グレー、ブラウン、グリーン、ブルーなどのナチュラルで落ち着いたカラーを選ぶと部屋の雰囲気にまとまりが出る。
ベッド周辺やソファ周り、カーテンなどのファブリック類とも色味をそろえれば、カラーコーディネートに失敗する心配もないだろう。

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ファブリックパネルを取り入れる

北欧テキスタイルはファブリックパネルのバリエーションも豊富なため、アートとして楽しむこともできる。チェストや床に立て掛けるだけのスタイルも人気で、手軽に取り入れられるテクニックだ。お気に入りの柄のファブリックパネルを探してみよう。

北欧テキスタイルで居心地の良いおしゃれな部屋づくりを楽しもう

北欧テキスタイルは、空間にひとつあるだけでも北欧らしい温かみや心地良さをプラスできるデザインやカラーが魅力だ。また、柄のバリエーションも豊富なため、お気に入りのアイテムを見つける楽しさもある。気分やシーズンに合わせた模様替えも楽しみながら、居心地の良い部屋を完成させよう。

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