一人暮らしの賃貸でもスッキリおしゃれ!オープン収納・オープン棚を上手に活用する5つのポイント

決して広いとは言えない一人暮らしの部屋でも、収納を工夫することでスッキリかつおしゃれに暮らすことができる。REISMのリノベーション物件なら、オープン棚やオープン収納が備え付けられている部屋が多いから、ムダな収納家具を買わなくてOK。
限られた空間だからこそオープン収納を上手に使って、圧迫感を減らしながら心地よい部屋を目指そう!

オープン収納とは

そもそもオープン収納とは、扉や引き出しがなく、棚板だけの収納のこと。
天井から吊られた背板のない棚や、壁に取り付けられた可動棚など形はさまざま。
REISMのリノベーション物件の多くには、オープン収納が採用されている。
中でもアイアン金具のディスプレイシェルフが特徴の「Union」、ニッチのような壁の彫り込み収納が印象的な「Boho」シリーズがおすすめだ。

Unionシリーズの部屋
Bohoシリーズの部屋

オープン収納は中身が丸見えになるので、はじめは使いにくいと感じる人も多い。
しかし、オープン収納のメリットとデメリットの両方を知って活用すれば、オープン収納は決して使い勝手が悪いものではない。

【オープン収納のメリット】

1. 圧迫感が少なく、部屋が広く見える
扉がないことで視線が抜け、狭い空間でもスッキリ見える効果がある。
2. 出し入れがしやすく、動線がスムーズ
扉の開け閉めが不要なため、よく使うモノをサッと取れて作業効率もアップ。
3. インテリアとして楽しめる
お気に入りの器や雑貨を飾るように収納できるので、自分らしい空間づくりが可能。

【オープン収納のデメリット】

1. ホコリがたまりやすい
常に外気に触れるため、どうしてもホコリや汚れが付きやすい。
2. ごちゃつくと生活感が出る
中身が常に見えているから、適当にモノを置くと雑多な印象に。
3. 防災面での弱さがある
地震などで置いているモノが落ちやすいため、重たい物や割れ物には注意が必要。

見せる収納と隠す収納のバランスがポイント

オープン収納を上手に使うには、デメリットをさりげなく解消しつつ、メリットを活かすテクニックが必要。
せっかくオープン棚なのに、モノを全て隠してしまうのはもったいないし、かといって全部丸出しにするのもハードルが高い。
「見せる覚悟」と「隠す工夫」、この両方のバランスが重要だ。
「見せる覚悟」とは、選び抜いたモノだけを棚に置き、全体を通して“魅せる”収納にする意識を持つこと。
「隠す工夫」とは、生活感の出やすいものをカゴや箱で目隠しするテクニックのこと。
両方をうまく取り入れるために、オープン棚の収納を成功させるための具体的なポイントを5つ紹介する。

1. 「見せてもOKなモノ」だけを置く

見せる収納に最も重要なものは余白。

中途半端にモノを詰め込むと、あっという間にごちゃついてしまう。
お気に入りの器や本、よく使う家電など“見せてもいいモノ”に絞って置くようにしよう。

2. ビジュアル重視のカゴや箱を使って隠す

棚全部を見せる収納にする必要はない。
棚には収納力がある、隠すゾーンを作るのも大切。

雑多になりやすい日用品や小物は、フタ付きのカゴや箱にまとめて収納しよう。

3. カラーを統一してごちゃつきを防ぐ

色や文字が少ないだけでスッキリして見える。
置いているモノの色がバラバラだと、どうしても散らかって見えやすい。

収納ボックスや雑貨の色味を、白や木の色を含めた2-3色に抑えて統一感を出そう。

4. ディスプレイのように規則的に並べる

規則性のある置き方をするだけで整って見える。
日用雑貨も等間隔で並んでいると、まるでディスプレイのような仕上がりになる。
本や調味料は背の順、服や靴は色ごとなど、規則性を持たせて棚に置くようにしよう。

5. グリーンやオブジェを一緒に飾る

ただ収納するだけでなく「飾り」の要素を足す。
収納したいモノと一緒にオブジェやアートを置くだけで、一気に“魅せる”収納に近づく。
小さなグリーンもセンスアップに効果抜群なので、棚にちょこちょこ植物を配置してみよう。

そうは言っても隠す収納にしたい

飾るように収納したいのは山々だけど、やっぱり隠してたくさん収納したい…。
そう考える人も多いはず。
そこで、オープン棚に置いて使うのに便利な、収納グッズも少しだけご紹介。
部屋をどんなテイストでまとめたいか、また壁や床の色に合わせてボックスを選ぶのがおすすめ。

●ANAheim Archive Box “Original”
書類やスニーカーなど、しっかり隠しながら収納することができる紙製のボックス。
積み重ねることもできるから、収納力もバツグン。

●THOR LARGE TOTE DC 22L コヨーテ
業務用プラスチックでできている、屋外でも使える丈夫な収納コンテナ。
食品ストックや工具など入れれば、隠しながら収納できる。

●シェーカーオーバルボックスM
天然のチェリー素材が使われているオーバル型のフタ付きボックス。
ボックス自体がおしゃれだから、アクセサリーや薬などを入れて棚に置くだけで映える。

●OvalBox Cable Storage
異素材の組み合わせがスタイリッシュなラウンド型の収納ボックス。
ごちゃつきやすい文具やケーブルなどを収納するのにピッタリ。

オープン収納は、隠したり詰め込んだりできない分、収納が苦手な人は犬猿しがち。
でもオープンだからこそ「隠す」も「見せる」も、使い方次第!
上手にディスプレイを楽しみつつ、生活感のあるモノは隠して収めて、スッキリおしゃれな収納空間を実現させよう。