TOKYO REISM NIGHT | 2019/03/05 19:00-
ロバート・ハリス放浪記
~ぼくらが旅に出る理由~
REISM STAND 5,000円
ビジュアル画像:ロバート・ハリス放浪記<br>~ぼくらが旅に出る理由~

ロバート・ハリス放浪記 ~ぼくらが旅に出る理由~

いつもとは違う場所で見知らぬ風土に触れ、見知らぬ人たちと交流し、日常から開放される。そんな、人々を魅了してやまない「旅」にいつかは出てみたい、と思った事はありませんか?本イベントでは、世界中を放浪し、海外での経営、ギャンブラー、鬱、破産、恋愛、離婚などあらゆる経験を踏まえた執筆活動や人気ラジオでのナビゲーターとして活躍されているロバート・ハリスさんをお招きし、旅の魅力について語っていただくだけでなく、海外での友人の作り方や暮らし方など、海外放浪のノウハウについてもお話いただきます。REISMからは旅するように楽しめるREISMのワンルーム暮らしをご紹介。旅好きによる旅好きのための至福なひと時を楽しみましょう。

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イベント概要

日 時
2019年3月5日 19:00-21:30 
開催場所
REISM STAND
東京都渋谷区鶯谷町6-6
グリーンハイツ鶯谷  GoogleMaps
参加費用

5,000円 REISM STANDの美味しいフードとフリードリンク

プログラム

・第1部(トーク)
《ロバート・ハリスさん》
旅人生を振り返る
海外放浪のノウハウを語る(旅を成功させるコツ、海外の友人を作るには?、人生を変えた国や経験など)
《REISM株式会社》
旅するように楽しめる理想の住まい

・第2部(懇親会)
ロバート・ハリスさんを囲い、お酒と料理を楽しみながらの懇親会

こんな人にオススメ

・いつかは「旅」に出てみたいと思っている人
・海外で暮らしたいと考えている人
・今の生活に疑問を抱いている人
・人生をもっと自由に楽しみたいと思っている人
・自分のライフスタイルに合わせた住空間を作りたいと思っている人

主催

リズム株式会社

講師プロフィール
講師画像:ロバート・ハリス

ロバート・ハリス

1948年横浜生まれ。作家、ラジオ・ナビゲーター。 1971年上智大学卒業後、東南アジアを放浪し、バリ島に1年、オーストラリアにのべ16年滞在する。シドニーでは、書店&画廊「エグザイルス」を経営した。香港で映画製作にたずさわり帰国、FMラジオ・J-WAVEなどのナビゲーターとして注目され、執筆業でも活躍。著書に『エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている』『ワイルドサイドを歩け』『人生の100のリスト』 『英語なんてこれだけ聴けてこれだけ言えれば世界はどこでも旅できる』などがある。

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イベント申し込み

【必ずお読みください】

  • 食事の提供がございます。アレルギーをお持ちの方は事前にお申し付けください。
  • イベント当日に発熱や風邪の症状がある方、体調に不安がある方、気分が優れない方は参加をご遠慮ください。
  • 会場近隣に駐車場、駐輪場のご用意がございません。当日は公共交通機関をご利用ください。
  • 各会場へご入場の際に検温と手指消毒を実施させていただきます。検温で37.5℃以上の発熱が確認された方は、参加をお断りさせていただきます。
  • 本イベント中の映像・静止画を記録し、弊社が運営する公式サイト、SNS、その他広報媒体、ワークショップ講師公式SNS等に掲載する可能性がございます。ご自身の映像・静止画の公開を避けたい場合は、当日に会場の受付スタッフへお声がけください。
  • 大型台風の接近やその他自然災害等、または感染症拡大状況等により、開催に支障があると判断した場合、やむを得ずイベントを中止とする場合がございます。
  • 会場内外で発生した事故や盗難等は、一切責任を負いかねます。
  • 申込後の無断キャンセルはご遠慮ください。
  • 当日お時間に間に合わない際は必ずご連絡ください。開始時間を過ぎてもご連絡がない場合、自動キャンセルとさせていただく場合がございます。
  • その他お問合わせは下記までご連絡ください。

お問合せ先:pr@re-ism.co.jp

イベント レポート

 

第2回目となる今回のテーマは『旅編』。見知らぬ土地や人に出会い、日常から抜け出すことができる“旅”。新しい価値観や文化に触れ、自分をアップデートしてくれる旅に魅了されている東京人も多いはず。そこで本イベントでは、世界中を放浪し、その豊富な経験から執筆活動やラジオパーソナリティとして活動しているロバート・ハリスさんをお招きし、旅の魅力について語っていただきました。

 

僕の人生は”何となく”の連続だった。
「昔から街を歩き周るのが好きだった。」20名近くの参加者を前に、そう言ってハリスさんは語り始めます。横浜の白楽で育ち、商店街や中華街などさまざまな場所を歩いては面白いことを探していたハリスさんは、高校生の時、友達と二人でヒッチハイクを始め、遠くの知らない場所を知る楽しさや、そこで出会う人との偶然に、興味を覚えるようになります。

そして、上智大学在学中に運命の出会いを果たします。それは一人でヨーロッパを周っているときに出会ったヒッピーの人々との出会いでした。決まった拠点を持たず自由に生きている彼らの生き方にシンパシーを覚えたハリスさんは、大学卒業後父親に「もう家に帰らないから」と言い残し、なんと自らもヒッピーとなり東南アジアを周る旅に。これがロバート・ハリス放浪記の始まりです。

 

 

旅の途中で出会った自由に暮らすヒッピーという人種

しかし、その旅もはじめは上手くはいきませんでした。シンガポールから貨物船でインドに渡って旅をしていたハリスさんでしたが、道中で鬱の症状を発症してしまいます。見知らぬ地に一人ぼっちの辛いその時に、友達のヒッピーからおすすめされた国が、後に1年間もの間暮らすことになるインドネシアのバリでした。「バリはゆったりとした時間が流れ、暖かい空気に包まれており、一生ここにいてやろうかと思いましたね。」と、語るほど居心地の良い国だったとハリスさんは言います。

しかし、ハリスさんは旅でどうしても行きたい国がありました。それは美しいエーゲ海が広がる国、ギリシャ。ギリシャに行く前の1966年にオーストラリアを経由したハリスさんは、1年間くらいバイトをしてお金を貯めたらギリシャに行こうと考えていましたが、今度は気付けば16年間もの間オーストラリアで滞在することになります。夢だったブックショップを開くために街の本屋でバイトをして、実際にそのままオーストラリアでブックショップを経営してしまうという行動力には参加者も驚きの声を上げていました。

その間もさまざまな国に旅をしていたと言うハリスさんは「僕の人生は”何となく”の人生なんです。何となく旅をしていて今もフリーでいろいろとやっています。行った国の数は60か国くらい。本当の旅人に比べたらまだまだ少ないです。」そこで参加者から、なぜそんな”何となく”の選択ができたのかと問われると、ハリスさんは「僕は大学在学中に人生で100のやりたいことを書き出しました。エーゲ海を見ながら読書をすること、アマゾン川をいかだで下ること、などその内容はさまざまですが、まずは書き出してみたんです。すると、満員電車に揺られて毎日通勤などしている時間が人生の中でもったいないと感じるようになりました。そこからは常に”何となく”だけどその時自分がやりたいことに素直に行動してきました。周りの人とのギャップにも特に心配は覚えませんでしたね。」と答え、独自の行動論で参加者を驚かせていました。

 

トランプを用いたギャンブルトークショーを実施

続いて、無類のギャンブラーでポーカーやバックギャモンを嗜むハリスさんの推薦で、トランプの数にエピソードトークのテーマを割り当て、参加者が引いた数でトークを繰り広げることに。1人目の参加者が引いたテーマはまさかの「セックス」。いきなりかよ!と突っ込みながらハリスさんはこう続けました。「多くの国々で性生活にも触れてきましたが、世界でこんなにセックスに消極的なのは日本だけです。海外では男性女性問わずもっとオープンに性について語り合うし、セックスもします。かつての恋人が言っていた言葉ですが、”性に変態も正常もない、あるのはセクシャリティだけ”と言っていました。性に関する罪悪感やコンプレックスは取り除くべきだと思います。」 これには参加者も納得の様子でうなずいていました。

2人目の参加者が引いたテーマは「危険」。日本人旅行者が気になるポイントですが、そこに関してハリスさんは「もちろん旅には危険が付き物です。日本は特に安全なので日本人は危機管理能力が極めて低い、そのために海外を旅することには心配になる気持ちも分かります。僕も一度アフガニスタンのバーでドイツ人と口論になり、ライフルを突き付けられたことがあります。しかし、意外にも頭は冷静で、瞬時に平謝りしたところ、お前面白いやつだなと気に入られて危機を乗り切りました(笑)。とにかく慌てず冷静に、人を良く見て行動することが大切だと思います。」 参加者には女性も多かったため、この意見は非常に参考になった様子でした。その他にも「ヒッピー」や「英語」等様々なトークで盛り上がりました。

 

今が人生で一番楽しい。自分のシナリオは自分で決めないと。

トークショーの最後には、参加者からの質問で「人生で一番充実していたのはいつですか?」という質問が出ました。すると「キザだけど今が一番楽しいね。ハイライトはたくさんありますが、常に一番楽しい瞬間を感じています。不思議なのは、人生の100のリスト一つ一つを着々と実行しようという気持ちはないのですが、ワクワクすることを探して生活していると、いつの間にか叶っていることがあるんです。普段の生活ってルーティーンの連続ですよね。すぐに旅に出られない人は、そのルーティーンの中でいかにワクワクすることを見つけるか、その気持ちを持つかが重要だと思います。自分のシナリオは自分で決めないと楽しくないでしょ?」と、最後までハリスさん節でトークショーは締めくくられました。

 

 

旅するように楽しめる理想の住まい

トークショー後、ハリスさんの話を踏まえ、REISMが提供するリノベーションの部屋を実際にデザインしているREISM株式会社の田原より『旅好きが暮らす理想の住まい』についてご説明しました。REISMは世界各国のライフスタイルをテーマにしたリノベーションシリーズを展開しています。モロッコをテーマにし、街並みをイメージして、壁一面青く塗られた「Chaouen(シャウエン)」や、最近新たに追加された自由奔放なボヘミアンスタイルと都会的なニューヨークスタイルをミックスしたアメリカンシリーズ「Boho(ボーホー)」など、旅の思い出を飾ることができたり、旅する気分で暮らせるお部屋を紹介すると、ハリスさんもこの家住みたい!と参加者それぞれが理想の暮らしを語り合い、盛り上がりを見せました。

その後、各テーブルにハリスさんを迎えた懇親会を実施。REISM STANDのお酒と料理を楽しみながら、参加者それぞれが旅の思い出や行きたい国々を語り、閉店時間まで盛り上がりは続きました。