
不確実な時代を生き抜く「働き方革命」
⽇進⽉歩するテクノロジーに伴い、あらゆるものがオートメーション化され、私たちの職場環境も⼤きく変わりつつあります。それはコストダウンや⽣産性向上を意味する反⾯、淘汰される仕事が存在する事を意味します。元外資系コンサルタントから独⽴し、ポスト・イノベーション時代の⽣き⽅と⼈材・組織開発を中⼼に中⼩から⼤企業まで幅広いコンサルティングを⾏う Human Potential Lab 代表の⼭下悠⼀⽒に、かつてない時代を突破する為の「働き⽅」とさらにそれを包含した「⽣き⽅」についてお話を伺います。
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イベント概要
- 日 時
- 2018年10月4日 19:30-22:00
- 開催場所
-
REISM STAND
東京都渋谷区鶯谷町6-6
グリーンハイツ鶯谷 GoogleMaps - 参加費用
5,000円
- プログラム
・資本主義経済から脱し、鎌倉で自給的生活にシフトした理由
・ラットレースから抜け出すための、唯一無二の方程式とは?
・新たな組織論「ティール組織」を実現するために必要な人類の「進化」とは?
・不確実なVUCA時代、100年人生を生き抜く上で絶対不可欠なワーク&ライフプラン3つの鉄則
・懇親会- こんな人にオススメ
・今の働き方に疑問を抱いている人
・組織から個人にシフトチェンジを検討している人
・自給的生活に興味関心がある人
・旅するように生きる、多拠点居住を検討している人- 主催
リズム株式会社
講師プロフィール

山下 悠一
株式会社ヒューマンポテンシャルラボ代表取締役/Cultivator
早稲⽥⼤学理⼯学部建築 学科出⾝。外資系コンサルティングファームアクセンチュアに 12 年勤務し⼤企業の企業戦略、 ⼈事戦略・⼈材組織開発、リーダーシップ開発を幅広く⼿がけ、リーダーシップイノベーションプロ グラムで 100 億円以上の利益インパクトを創出し話題となる。
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イベント申し込み
【必ずお読みください】
- 食事の提供がございます。アレルギーをお持ちの方は事前にお申し付けください。
- イベント当日に発熱や風邪の症状がある方、体調に不安がある方、気分が優れない方は参加をご遠慮ください。
- 会場近隣に駐車場、駐輪場のご用意がございません。当日は公共交通機関をご利用ください。
- 各会場へご入場の際に検温と手指消毒を実施させていただきます。検温で37.5℃以上の発熱が確認された方は、参加をお断りさせていただきます。
- 本イベント中の映像・静止画を記録し、弊社が運営する公式サイト、SNS、その他広報媒体、ワークショップ講師公式SNS等に掲載する可能性がございます。ご自身の映像・静止画の公開を避けたい場合は、当日に会場の受付スタッフへお声がけください。
- 大型台風の接近やその他自然災害等、または感染症拡大状況等により、開催に支障があると判断した場合、やむを得ずイベントを中止とする場合がございます。
- 会場内外で発生した事故や盗難等は、一切責任を負いかねます。
- 申込後の無断キャンセルはご遠慮ください。
- 当日お時間に間に合わない際は必ずご連絡ください。開始時間を過ぎてもご連絡がない場合、自動キャンセルとさせていただく場合がございます。
- その他お問合わせは下記までご連絡ください。
お問合せ先:pr@re-ism.co.jp
イベント レポート
新シリーズ全3回のうち第1回目となった今回のテーマは、『<働き方>不確実な時代を生き抜く「働き方革命」』。元外資系コンサルタントから独立し、ポスト・イノベーション時代の生き方と人材・組織開発を中心に中小から大企業まで幅広いコンサルティングを行うHuman Potential Lab代表を務める山下悠一さんに、かつてない時代を突破する為の「働き方」とさらにそれを包含した「生き方」について語っていただきました。
やり切ったビジネスマンとしての自分
大学卒業後、新卒で大手外資系コンサルタント会社に入社。人の意識より企業のカルチャーを変えることに興味があったという山下さんは、10年以上コンサルティングファームの第一線で活躍しました。結婚をし、2008年、奥様とヨガサロンを鎌倉に開業。平日は大企業で働き、週末は地域の人々とヨガをする生活を続けるうち、“働く”ということについて、改めて考え直すようになったといいます。人々に幸せをもたらすには、ビジネスの大も小も関係ないと思ったんです。お金もある程度稼ぎ、欲しいものも特に無い。ビジネスマンとしての自分をやり切ったので、次はもっと小さなコミュニティに貢献したいと思い、2015年にコンサルタント会社を退職しました。その後、資本主義システムに限界を感じはじめた山下さん。自分たちがプロセスの見えない世界に依存していることに気づかず生活を送るシステムに危険を感じ、ポスト資本主義を実現する様々なヒッピーコミュニティを旅することに。 “ギブ&テイク”が当たり前の資本主義社会と真逆のこの生活こそが、人類の目指すべき形なのではないかと思いました。
やりたくない事をやり続ける「ラットレース」から抜け出すには
ビジネスマンもヒッピーも体験した山下さんは、参加者に「自分が一番幸せだと感じた時はいつか」という質問を投げかけました。趣味や家族と過ごす時間など、様々な答えが出る中、現在の働いている環境について考え直すと、やりたいことだけをやっている人はほとんどいないのではないか、と伝えます。「満員電車で毎日通勤し、ルーティンワークに時間を費やす。やりたくないと思っているにも関わらず、それを繰り返す毎日から抜け出すことができない。この状況は“ラットレース”と呼ばれています。この原因は自らが心の中に持つモンスターがいるからです。このモンスターとは、とても強い“恐怖と欲望”という感情です。自分の行動を支配しているのは『感情』だということにほとんどの人が気づいていないんです。その“恐怖と欲望”という感情から脱することがラットレースを終わらせる方法です。」
100年人生を生き抜く上で絶対不可欠な鉄則とは
さらに、山下さんと参加者全員で、自らのワーク&ライフを「個人-社会」、「儲かるものー儲からないもの」の二つの軸に分けて、考えてみることに。「自分の仕事は社会的なものなのか、個人的なものなのか?」「社会的で儲かる事柄が埋まらない・・・」など、自分の生活について見つめ直し、参加者からは様々な気付きや意見が飛び交っていました。「働き方改革など、現在の日本ではワークに対する考え方は変化しています。ラットレースのようにがむしゃらに働き、余った時間で好きなことをしていた今までと異なり、これからは“働く”ことが“生きる”ことが=(イコール)だという価値観になっていくと思うんです。価値観が変化していく中で、それに着いていくために必要なことは、ワークとライフスタイルのバランスを考え、融合させること。そして、今までのラットレースから抜け出し、変化をすることを妨げている“恐怖と欲望”のモンスターを見つけ、退治すること。それが“生きる”ということだと僕は思います。」
AI化する社会では「考える」価値はなくなる
技術やAI化が進み、この先の人々の仕事や生活はどのように変化していくのか、山下さんはこのように語りました。「AI化は人類にとっていいことなのか、それは分かりません。この先、全てがデータ化され、何事も最適な選択肢は何なのか、AIが判断してくれるような世の中になっていくと思います。人間が考えることの価値はどんどん無くなっていくでしょう。では、考えなくなった人間の価値はどこにあるのか、私は『感覚』だと思います。人間の体はデータで解析できない感覚をもっていますし、AIにはこの感覚を持つことはできません。考えるのではなく、これが楽しい!これをやりたい!と、身体が感じていることを大切にしてほしいと思います。」さらに、山下さんはこのように続けます。「僕の大好きな言葉があります。『波は向こうからやってくる。そして追いかけてもくるものだ。』あらゆる人生の苦難もチャンスも向こうからやってきます。その波をどのようにしたら着実に乗りこなせるのか、”感じる”ことが、自らの可能性を耕すことに繋がるのではないでしょうか。」最後にサーファーならではこの言葉が参加者に贈られ、会は和やかに終了しました。
講義後には山下さんも会に加わり、参加者同士での懇親会が行われました。参加者から質問を受けるなど、和気藹々と会場全体で意見交換が行われました。